マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、ライプツィヒ(ドイツ1部)に所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(20)の獲得に興味を示しているようだ。
2019年6月にザルツブルク入りしたシェシュコは同年7月にセカンドチームのFCリーフェリングでプロデビュー。192cmの体躯を生かした空中戦の強さやフィジカルを武器にザルツブルクで台頭し、2023年夏に姉妹クラブであるライプツィヒへと活躍の場を移すと、今季はここまで公式戦9試合で6ゴール3アシストを記録している。
イギリス『デイリー・メール』によれば、ユナイテッドは今夏に関心を示していたシェシュコに再び興味を持っている模様。今夏にアーセナル(イングランド1部)やチェルシー(同1部)などからの注目を浴びた同選手は来夏に移籍金7500万ユーロ(約121億9000万円)で移籍するとの見方が強まっているという。
昨夏にデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド、今夏にオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーと2年連続でストライカー補強を敢行しているユナイテッドがシェシュコを獲得するには障壁もある模様。選手本人はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場への望んでいるほか、アーセナルも継続して関心を示してようだ。
なお、シェシュコはライプツィヒ残留について「僕は正しい決断をしたいと思っている。もっと経験を積んで、もっと学びたかったんだ。物事を急いで進めたくなかった。ライプツィヒは次のステップに必要なものを提供してくれる素晴らしいクラブだ。ライプツィヒのビジョンは明確で、全てが成長、進歩、高い目標に目を向けられている。このように決めるのが正しいと感じた」と述べている。