世界限定660台、日本にはわずか10台!

アウディジャパンは、プレミアム アッパーミディアムセグメントの「究極のスポーツグレード」として、Audi RS 6 Avant GT(アウディRS 6アバントGT)を発表した。日本国内販売限定10台(ミトスブラックメタリック5台、クロノスグレーメタリック5台)のうち、クロノスグレーメタリック5台のオンライン販売を開始しており、ミトスブラックメタリック5台については、今秋以降、順次販売店を通じての販売予定となる。

これぞトップ・オブ・トップモデル!アウディ、630psエンジン+マイルドハイブリッドの「RS 6アバントGT」を発表
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

●オンライン販売期間:2024年10月3日(木)11:00から10月16日(水)10:00まで
抽選結果は10月18日(金)に当選者へEメールで通知が送られる。

限定モデルRS 6アバント GTのアイディアは、quattro誕生40周年(2020年)を記念した、ネッカーズルム工場の研修生グループによるプロジェクトRS 6 GTO コンセプトに遡るという。12人の研修生がアウディデザインのサポートを受けて6か月間このプロジェクトに取り組み製作した車両である。今回の限定モデルRS 6アバントGTは、このRS 6 GTOコンセプトを進化させた、世界限定660台の、RS 6アバントのトップ・オブ・トップモデルだという。

最高出力630ps、最大トルク850Nm
RS 6アバントGTに搭載される4.0L V型8気筒TFSIツインターボエンジンは、最高出力463kW(630ps)、最大トルク850Nmを発揮。0-100km/h加速は3.3秒。一方、48Vマイルドハイブリッドや、エンジンの低負荷時に4シリンダーを休止させるシリンダーオンデマンド(cod) を8速ティプトロニックと組み合わせることで、高性能と高効率を両立したという。スピードリミッターにより制限される最高速度は305 km/hまで高められており、このハイパフォーマンスに対応して、ブレーキにはレッドキャリパーによるセラミックブレーキシステムを搭載。

駆動方式はアウディの代名詞でもあるquattro四輪駆動で、セルフロッキング・センターディファレンシャルは、エンジンの駆動力を通常フロント40%:リヤ60%の比率でリヤアクスル寄りに分配、路面状況に合わせてより多くのトルクを自動的に適切なアクスルに伝えるという。最大70%をフロントアクスル、あるいは最大85%をリヤアクスルに配分することで、卓越したトラクションと優れた加速を実現したとのこと。

これぞトップ・オブ・トップモデル!アウディ、630psエンジン+マイルドハイブリッドの「RS 6アバントGT」を発表
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

また、専用チューニングのリヤスポーツディファレンシャルは、理想的なトルク配分を計算し、リヤホイールにアグレッシブかつ可変的に分配することで、コーナリングのハンドリング限界で、アンダーステアを軽減できるとしている。

足周りは究極のスポーツグレードにふさわしく、専用のライトウェイトなアジャスタブルコイルオーバーサスペンションを初採用。このサスペンションは、RS 6アバントと比較して車高を10mm低くしつつ、優れたダイナミクスと快適性を完璧に融合しているという。より高いスプリングレート、3段階調整可能なダンパー、より硬いスタビライザー(フロントで30%、リヤで80%硬め)によりボディのロールが減少しているとのことだ。

内外装も頂点に相応しく
この限定モデルでは、RS 6アバント・パフォーマンスをベースに、シリーズの頂点にふさわしい内外装へとアップグレードが図られている。エクステリアでは、ハイグロスブラックのシングルフレームグリルやエアインテーク、フロントエプロンの垂直ブレードやバンパーに統合されたフロントスプリッター等によって、シャープな外観を強調。

また、RS 6アバントとしては初めてルーフレールを廃止し、よりフラットでスポーティなシルエットの実現が図られている。RS 6 GT専用エクステリアである、カーボン製のボンネット/バンパー/フェンダー、リヤディフューザー、そしてパススルー 、モータースポーツからヒントを得たというルーフエッジスポイラー(ダブルウイング)も装備。

そして、ブラックメタリックポリッシュトの6アームデザイン10.5J x 22インチホイール(GTロゴ付き)等が、一見してシリーズトップモデルであることを主張。カーボンパネルの多用等によって40kgの軽量化を実現したという。

285/30R22のハイパフォーマンスタイヤContinental Sport Contact 7は、乾いた路面と濡れた路面の両方で優れたグリップを提供すると同時に、高速でコーナリングする際のアンダーステアを抑制し、あらゆる速度域でより正確なハンドリングを実現するとのこと。100km/hからの制動距離を最大2m短縮したとされている。

これぞトップ・オブ・トップモデル!アウディ、630psエンジン+マイルドハイブリッドの「RS 6アバントGT」を発表
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

インテリアでは、ダイナミカとレザーのコンビネーションのRS 6 GTロゴ付きRSバケットシート、RS 6 GT デザインパッケージ、ディープブラックダイナミカのデコラティブパネル、フラットボトム ステアリングホイール等を特別装備。センターコンソールには限定モデルの証としてシリアルナンバー(製造番号)が刻印されている。さらに、専用のドアエントリーライト、フロアマット、レッドのシートベルトなども備わる。

これぞトップ・オブ・トップモデル!アウディ、630psエンジン+マイルドハイブリッドの「RS 6アバントGT」を発表
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)
これぞトップ・オブ・トップモデル!アウディ、630psエンジン+マイルドハイブリッドの「RS 6アバントGT」を発表
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

ベーリンガーホフ工場における生産について
RS 6アバントGTは、そのベースであるRS 6アバント・パフォーマンスと異なり、ネッカーズルムの生産ラインのあと、ベーリンガーホフ工場で組み立てが行われる。ネッカーズルムでボディの製造および塗装工程が終了した660台のモデルは、ハイパフォーマンスモデルが少量生産されるベーリンガーホフ工場へと送られ、仕上げ工程に臨む。

最終組み立て工程は、この限定モデルのために設置された3か所のステーションで、経験豊富な従業員7人によって実施。各車両はそこで丸一日かけて作業が行われ、すべてのGT専用装備は手作業で取り付けられるという。

このベーリンガーホフ工場では、ネットカーボンニュートラルな方法による生産が行われており、再生可能エネルギーによるグリーン電力と熱を使用しているとのこと。回避不可能なCO2排出量は、認定された環境プロジェクトのカーボンクレジットを使用して相殺。このようにしてアウディは、完全に持続可能な生産を実現する環境プログラム「Mission:Zero」を大きく前進させているという。

これぞトップ・オブ・トップモデル!アウディ、630psエンジン+マイルドハイブリッドの「RS 6アバントGT」を発表
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

【問い合わせ】Audiコミュニケーションセンター フリーダイヤル:0120-598106(営業時間:9:00〜19:00)

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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