クリスタル・パレス所属の日本代表MF鎌田大地が、依然としてイギリス国内で厳しい評価を受けている模様。アイントラハト・フランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督が解任されるとなれば、出場機会を減らすかもしれない。
グラスナー監督からの説得もあり、2024年夏にセリエAのラツィオを退団し、パレスへフリー移籍した鎌田。今季のプレミアリーグ開幕戦でいきなりスタメン出場するなど、新天地でのレギュラー定着が期待されていた。
しかし9月28日のプレミアリーグ第6節エバートン戦で自らのパスミスから失点するなど、直近数試合で低調なパフォーマンスを露呈。10月はじめにはパレスの専門サイト『We are Palace』で「プレミアリーグでプレーするだけの実力はない」などと酷評されていた。
そんななか、英メディア『ギブミースポーツ』は18日、今季プレミアリーグでプレーする選手を対象に「過大評価されている選手」として鎌田、FWジョアン・フェリックス(チェルシー)、MFドミニク・ソボスライ(リバプール)、MFジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)、日本代表MF三笘薫(ブライトン)のチームメイトであるFWエヴァン・ファーガソンら20名をリストアップ。鎌田について以下のように綴っている。
「この夏に移籍金ゼロで加入した日本代表の攻撃的MFには大きな期待が寄せられていた。アイントラハト・フランクフルトで彼の力を最大限に引き出したオリバー・グラスナー監督と再会した。2022年にはUEFAヨーロッパリーグ優勝を成し遂げたが、プレミアリーグではまだファンの心を掴んでいない」
「グラスナー監督が彼の起用法を間違っているのではないかという議論もある。28歳の彼は中盤の様々な役割を任されている。最近、日本代表で好調だが、まだパレスに馴染んでいない」