日仏のクラスレスコンパクト。価格は460万円〜
DS3は、2019年にDS3クロスバックとして発売されたコンパクトラグジュアリーSUVで、2021年からDS3へと名称が変更されています。
現在、日本国内で販売されている新車のDS3は、1.2L PureTech直列3気筒ガソリンターボを搭載するPERFORMANCE LINE(パフォーマンスライン)と、1.5L Blue HDi直列4気筒ディーゼルターボを搭載するOPERA Blue HDi(オペラブルーHDi)の2グレード。
以前は、最上位グレードにE-TENCEと呼ばれるBEVが用意されていましたが、現在は新車販売がありません。
車両本体価格は、パフォーマンスラインが462万円、オペラブルーHDiが514万円。LBXは “Bespoke Build”以外の“Cool”と“Relax”が、ともに460万円〜486万円です。
ボディサイズは、LBXの全長4,190mm×全幅1,825mm×全高1,545mmに対して、DS3は全長4,120mm×全幅1,790mm×全高1,575mm。
全高が30mm低いLBXは、デザインの違いもあってややワイド&ローな印象となっていますが、注目は1,545mmに設定された全高。これによりLBXは日本の都市部に多い機械式駐車場(上限1,550mm)にギリギリ収まるサイズになっています。
いっぽうで最低地上高はLBXの170mmに対してDS3は185mmと、DS3のほうが大きくなっています。
取り回しの良さの指標となる最小回転半径は、LBXの5.2mに対してDS3は5.3mとほぼ互角です。