ゲストも釣れる

船中でユメカサゴが釣れてくるのが難しいというのは、相当潮が悪い状況だ。根の場所を変えて釣っていくと、船中ではウッカリカサゴやオニカサゴが釣れてくる。ルアーの人にもウッカリカサゴが釣れたようだ。

潮がイマイチ流れていない様子なので、私はいつもよりも少し高めのタナを取る。再び良いアタリがあって、先ほどの同サイズのアラを釣り笑顔が満タン。気分が晴れて天気も晴れて、テンションはアゲアゲである。

2kg超え本命手中

たまに釣れてくるユメカサゴは小さいものもいるので、逃がしてあげることにする。その後にアタリがあるが、ハリ掛かりしないケースが何度かあった。エサを気持ち小さくすると、ギュンギュングイングインと明らかに良型と思われるアタリがあった。

手持ちにすると重さとトルクを感じる。巻き上げていくと、素敵な引きを見せてくれる。海面近くなって引きが収まり、海面に上がったのは2kgオーバーのアラ。これでもう何も言えないという感じの、ぷっくりと太った1匹だった。

中深海釣りで2kg超えのアラを手中【静岡・わし丸】本命5尾の爆釣に大満足ぷっくり太った良型のアラ(提供:週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕)

最終釣果

この後、ルアーマンにもアラが釣れ、結局アラ5匹(うち3匹は小ぶり)、ウッカリカサゴ1匹、ユメカサゴ7匹、ムシガレイ1匹という結果で納竿時間となった。

こんなにアラがアタったのは初めてだった。毎回こうはいかないとは思うが、当たれば楽しい中深海釣り。8月までは釣行可能と思われるので、ぜひ皆さんもチャレンジいただきたい。

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<週刊つりニュース中部版APC・植島孝裕/TSURINEWS編>

▼この釣船について
わし丸
この記事は『週刊つりニュース中部版』2023年6月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。
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