調査結果としては、ある程度認知は進んでいるものと考えられ、「勤務先での使用」「取引先での使用」ともに、積極的な意見や好感を抱く意見が消極的な意見の倍近くになりました。
ただ、「わからない」「特に何も思わない」という意見が全体の約半数という結果にも上っており、ビジネスにおける利用が一般的になっていくのは、もう少し先の話になるかもしれません。
ソフトバンクは生成AIに本腰
ソフトバンクが生成AI検索エンジン「Perplexity」提供企業と提携 年額29,500円の有料版が1年無料になるキャンペーンも
そんななか、ソフトバンクグループ株式会社の孫正義会長は、「ソフトバンクグループを世界で最もAIを活用するグループにしたい」と語り、日本の大手企業のなかでも特に生成AIに注力している存在だといっても過言ではありません。
グループ企業のソフトバンク株式会社は、6月17日に生成AIを活用した検索エンジンを提供するアメリカ合衆国のスタートアップ企業Perplexityとの戦略的提携を発表。
「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEMO」のユーザーに向けて、同社が提供する生成AI検索エンジン「Perplexity」の有料版「Perplexity Pro」を通常は月額2,950円/年額29,500円のところ、1年間無料で利用可能になるキャンペーンを実施しています。
生成AIモデルも誕生
しまむらのAIモデル「瑠菜」登場からまもなく2カ月……! 反響や今後の展開を聞いた
生成AIを活用したモデルも登場してきました。
株式会社しまむらは6月、タキヒヨー株式会社とAI model株式会社との3社プロジェクトとして、ファッションセンターしまむらの販促にAIモデル「瑠菜(るな)」を起用。
AIモデルを起用することで、モデルのブッキングやスケジュール調整にかかる時間が短縮され、費用も削減できるとメリットを強調します。ただ、ネットでは、賛否が分かれているようです。