かつて浦和レッズやアルビレックス新潟、ガイナーレ鳥取でプレーしていたブラジル人FWレオナルド(24)は、Kリーグ1(韓国1部)の蔚山現代で早速ゴールを決めている。そんなレオナルドに対して、現地では横浜F・マリノスから加入した元日本代表MF天野純(30)とのホットラインを期待する声が上がっているようだ。7日、韓国メディア『ohmy news』が伝えている。
レオナルドは昨年2月に浦和レッズから中国スーパーリーグ(中国1部)の山東泰山へ完全移籍。2026年2月までの5年契約を結んでいたが、わずか数カ月間で構想外となると7月末に河北足球倶楽部へレンタルにより加入。河北ではリーグ戦14試合中12試合に出場していたが、わずか1ゴールに終わっていた。
そして河北でのレンタル期間を終えると、先月24日に蔚山現代へ1年レンタルにより加入。今月1日開催のKリーグ1第3節・水原FC戦でデビューすると、6日に行われた全北現代とのダービーマッチでは値千金の決勝ゴールでチームを勝利に導いていた。
一方、天野純は昨季終了後に横浜F・マリノスから蔚山現代へレンタル移籍。先月20日の開幕節・金泉尚武FC戦でいきなり先発出場すると、26日開催の第2節・城南FC戦では2ゴールを決める活躍で勝利に貢献。その後の水原FC戦や全北現代とのダービーマッチでもトップ下のポジションでスタメン出場している。
これまでJリーグの舞台で戦っていた両選手の活躍ぶりについて『ohmy news』は「新外国人コンビの活躍は目を見張るものがある。攻撃的MFのアマノが細かいテクニックと創造性をもたらすと、ストライカーのレオナルドはKリーグでのデビューゴールを決めるなど、(ストライカー不足という)蔚山現代の問題解決に導く存在として頭角を現している」と評価。蔚山現代が直近数シーズンにわたりリーグタイトルから見放されていることや今オフの移籍ウィンドウでU23韓国代表FWオ・セフン(23)ら複数の主力が退団したことに触れるとともに、天野純とレオナルドをキーマンに挙げている。
なお、蔚山現代は全北現代戦での勝利により単独首位に浮上。開幕節・金泉尚武FC戦こそドローに終わったものの、その後3連勝を飾ったことにより、勝ち点10を獲得している。
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