ニオイバンマツリは紫や白の花を咲かせる珍しい植物です。
実際には紫の花が咲いて、徐々に白くなるのが特徴です。名前は「パン祭り」みたいな名前ですが、毒を持つ植物でもあるので食用ではありません。
それら不思議な特性を持っている花、それがニオイバンマツリとなります。

今回はそれらニオイバンマツリについて解説します。
特にここでは花言葉や開花時期や原産、名前の成り立ちについても説明するので、ぜひ参考にしてみてください。

ニオイバンマツリとは?

ニオイバンマツリの花言葉は?開花時期や原産や名前の成り立ち
(画像=『FUNDO』より 引用)

まずはニオイバンマツリがどのような花なのか見てみましょう。

ニオイバンマツリの特徴

ニオイバンマツリはナス科バンマツリ属の植物です。
その名の通り、香りが良いのが特徴となっています。

それでいて鮮やかな紫の花を咲かせることで知られます。
それだけではなく色が白に変化するのも特徴です。

まさに一度に二度楽しめる花、それがニオイバンマツリです。

ニオイバンマツリの開花時期

ニオイバンマツリの開花時期は4月~7月されています。
それらニオイバンマツリ最大の特徴は色が変わることにあります。

もちろん匂いが良いことで知られる花なのですが、色が紫から白に変化していくという特性も持っているのです。
事実、ニオイバンマツリはグラデーションカラーの花として美しさに定評があります。

その他、基本は一季咲きだが二季咲きするものもあるなど、多種多様な特徴を持っている植物と言えるでしょう。

ニオイバンマツリの原産

ニオイバンマツリの原産は南米とされています。

それが欧米に広まり、日本にも入ってくるようになりました。
近年では国内外で見かけることもある花となっています。

ニオイバンマツリには毒がある?!

ニオイバンマツリには毒があります。
実際に体内に入ってしまうと危険です。

人間が命を落とすということはあまりないとされていますが、非常に強い毒性を持つ植物です。摂取量によっては人間でも危険です。
ペットなどが食べると死に至ることもあるので、そこは十分な注意が必要となってきます。

ニオイバンマツリという名前

ニオイバンマツリの花言葉は?開花時期や原産や名前の成り立ち
(画像=『FUNDO』より 引用)

ではニオイバンマツリという名前はどこから来たのでしょうか。
ここからはニオイバンマツリという名前の成り立ちについてまとめます。

ニオイバンマツリの名前の由来

ニオイバンマツリはそれぞれの単語ごとに分かれています。

「ニオイ」は香りや匂いのことを意味しているそうです。
「バン」は原産であるブラジル、つまり外国を意味しています。
「マツリ」はジャスミンのことを意味しているのだとか。

つまり、まとめるとジャスミンの香りがする外国の植物という意味が込められているのです。
そこからニオイバンマツリという名前が成り立ったとされています。

ニオイバンマツリの別名は?

ニオイバンマツリには別名もあります。
その別名がアメリカジャスミンやブルンフェルシアです。
日本ではニオイバンマツリで通じるのですが、海外ではジャスミン系の植物として広く知られています。