麺大国で知られる盛岡市。

もちろん街には美味しい麵が多くありますが、それ以外にもぜひ、1度は食べてほしいローカルグルメがたくさんあるんです。

今では県外でも見かけることが多い有名な物から地元民しか知らない物(?)まで私が自信をもっておすすめする盛岡ローカルグルメをご紹介します。おまけに誰もが知るあの有名レストラン発祥の店が。。。!!

そして盛岡へ訪れた際に訪れてほしいおすすめの宿もご紹介!!

目次

  1. 盛岡三大麺
  2. 盛岡行ったらまず買おう!
  3. ○○のふるさとがこんなところに
  4. おみやげのおすすめはこれ
  5. おすすめの宿「網張温泉休暇村」
  6. さいごに

盛岡三大麺

『盛岡三大麺』とは、岩手県の県庁所在地・盛岡に根付く独自の麺文化で、「盛岡冷麺」「盛岡わんこそば」「盛岡じゃじゃ麺」のこと。

盛岡人のソウルフードとも呼べるローカルグルメです。

盛岡冷麺のおすすめ店

・王道「ぴょんぴょん舎」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

ここは「盛岡冷麺」発祥のお店。

「ニッポンめんサミット」に出品した冷麺は、ぴょんぴょん舎の前身であるぴょんぴょん亭が作っていました。麺の食感や喉ごし、スープの味にこだわり続け、当日ギリギリで完成したぴょんぴょん亭の冷麺は、サミットで高い評価を獲得。「盛岡冷麺」と名付けられ、一躍有名になりました。

よく行きますが、やっぱり裏切らない安定の美味しさ。盛岡市民にも馴染みの味です。今では盛岡市内だけでなく、関東など他県にも出店しています。

・盛岡駅前にある「盛楼閣」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

ガイドブックでも多く取り上げられ、高級な焼肉店といった雰囲気。

¥1.200でしっかりとした味わいの冷麺が食べられます。

スープが奥深い味わい。焼き肉も上質なお肉が多く美味しいです。

盛岡駅前なので初めての方はぜひ!

地元民が愛する盛岡冷麺のおすすめ店

・焼肉・冷麺「ヤマト」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

県内に何店舗かあるファミリー向けのお店。

ザ・ローカルフードと言いましょうか、盛岡市民に人気のお店です。

この時代に冷麺は¥780という安さも魅力!「盛楼閣」ほどコクは感じられませんが、ぴょんぴょん舎のスープに近く、庶民的で私はここの冷麺が1番好き。焼肉も安価なのでローカルフードを求める人にはもってこいです。

盛岡冷麺ってゴムのような硬めの麺にお酢が効いたさっぱりスープの中にどこかやみつきになる味わいを感じるんですよね~。

私流は辛味を別辛にして(結局全部入れるんですが。。笑)、最初は透明スープを楽しんでから辛味を足して真っ赤にしていくのが盛岡冷麺の楽しみ方です♪

盛岡わんこそばのおすすめ店

・ガイドマップで王道「東屋」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

下記が付いて大人¥4,200でわんこそばが食べられます。

・鮪刺身
・なめこおろし
・とりそぼろ
・胡麻
・海苔
・一升漬
・つけもの
・とろろ
・ねぎ
・わさび
・もみじおろし
・デザート

小中学生まで設定料金より700円引き。未就学児(3歳以上6歳未満)は大人の方とご一緒で1,500円(未就学児のみの場合は小中学生と同額)。お薬味が異なります(未就学児はお薬味は付きません)。

平日でも人気のお店なので少し時間をずらして行くのがいいです◎

・老舗 明治17年創業「直利庵」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

下記が付いて大人¥3,050~とリーズナブルにわんこそばが食べられます。(【お子様の料金】・3年生までの小学生 900円(税抜) ・幼稚園児 550円(税抜) ・幼児 330円(税抜)※要予約)

・おさしみ(二切)
・いくら
・山菜
・なめこおろし
・茎わかめ
・おしんこ

三重(のり、ねぎ、紅葉おろし・フルーツ) 東屋と共によくガイドマップに載っていますが、私はこちらの直利庵がおすすめ!地元の方々が子どもの頃から利用しているとよく聞き、とにかくお蕎麦の香りが良くさらっとしていて美味しいです。

※現在、日によってはわんこそばを実施しておらず、通常メニューのみの場合があるため事前に問合せてみてくださいね

私も今回ここのわんこそば、食べられませんでした(泣)

ちょっと寄り道

・駅ビルのフェザンに入っている「十割蕎麦 丸松」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)
【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

ここも何度か利用していますが、店の前に石臼があり、店内で食べられる蕎麦を挽いているところが見られます。

かつお節をたっぷり使った出汁が絶妙。蕎麦はさらりとしていて風味もしっかりあり、おすすめなんです。

・古くから若者に人気のレトロ喫茶「モンタン」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらはガイドブックに載らないローカル喫茶

小さなお店ですが昔から若者に人気で、盛岡3大麺に負けないトマトスープパスタが有名なお店です。

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

目の前には盛岡を代表する観光地「盛岡城址公園」があります。

足を運ばないとわからないおいしさ「盛岡じゃじゃ麺」

盛岡の麺の中でも絶対おすすめなのがこの「盛岡じゃじゃ麺」よくあるジャージャー麺とは全然違います。

・行列のできる、元祖じゃじゃ麺の店「白龍(パイロン)」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

迷いなくこの白龍一択!!

初代店主が旧満州で食べた「炸醤麺[じゃーじゃーめん]」を盛岡で再現したのが始まり。ふっくらと茹で上げた平打ち麺はコシがあり、秘伝の肉味噌は天下一品!

いつも行く店舗がなんと休業日だったので駅ビルにあるフェザン店へ行きました。

うーん。。いつもと違う。麺がパサついていて味噌も少な目、味も別物。聞いたところによると、それぞれの店舗で肉味噌を作っているそうで少し味が違うとのこと。

個人的ですが、正直な感想言います。じゃじゃ麺を食べるなら川徳店か本店へ足を運んでください。

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

絶対ここの方が美味しい!!何回食べても感動します!!じゃじゃ麺の概念を覆す、決してマネできない味に出会えます!

駅から少し離れるので市内循環バス「でんでんむし」の利用がおすすめです。

昼時は平日でも並ぶので時間に余裕を持って訪れてみてくださいね!

もちろんフェザン店は店内がゆったりとしているので落ち着いた席で食べたい方やファミリーにはおすすめです。

盛岡行ったらまず買おう!

・王道「福田パン」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

創業者が元岩手大学の売店でパンを販売することになり、コッペパンを開発したのが始まりのコッペパン専門店。実店舗では50種類もの具材を自由に組み合わせることができます。

盛岡駅でも直売所から届くこのコッペパンが売られていますが、タイミングによって何が入荷するか分かりません。私は駅を利用する際にいつも購入をするのですが、どの味に出会えるか楽しみの1つ!定番のあんバターはいつもあります。まずはこれから食べてみてください^^

ふんわりしたコッペパンに甘じょっぱいあんことバターが絶妙、素朴で懐かしくもクセになる味わいです。

定番&食べたことない味を購入するのがMYルーティーン♪

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

今回は定番あんバターの他にクランベリーとバナナに挑戦!

クランベリーは程よい酸味でピンクのクリームが写真映え?!バナナは結構甘いのでおやつに良いかなと思います。

今回はありませんでしたが、私はいちごあんバターがお気に入り!

・「銀河堂1890」

福田パンを使ってオリジナルのパンを販売しています。駅ビル フェザンに入っていてオシャレなベーカリーです。

こだわりの素材はもちろん、具材も野菜中心のおいしいサンドイッチやデニッシュなどが並んでいます。

サーモンクリームチーズのサンドイッチはボリュームがあって具材もたっぷりで美味しい。

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

店舗は別ですが、「福田パン」の抹茶あんと一緒に♪

・市民に昔から愛されるお馴染みのパン

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

白石の豆ぱんは昔からある素朴なコッペパンで学生さんにも人気です。塩ミルクはちょっとアレンジされた味。塩の塩味がたまらずペロリと完食。

力あんぱんは私のイチオシです!中にしっかりとしたお餅が入っていてあんこも甘すぎず、なにより全体がもっちもち。パンというよりお餅そのものを食べているような感じでクセになります。気軽に買えるのでこれは見つけたらぜひ試してみてほしい!

○○のふるさとがこんなところに

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

13坪の店から始まった、その名も「ベル」。今では全国的に広がるハンバーグレストラン「びっくりドンキー」のふるさとなんだそう。

1968年12月、岩手県盛岡市に誕生したハンバーガーとサラダの店「ベル」。

13坪の、そのこぢんまりとしたお店には、「小さな店であることを恥じることはないよ。その小さなあなたの店に人の心の美しさを一杯に満たそうよ」という言葉が掲げられていました。この小さな店こそが、びっくりドンキーの原点です。

1号店は盛岡大通り店です。

店内はウエスタン風ながらもレトロな雰囲気を感じます。メニューはびっくりドンキーと同じですが、食事を運ぶのはトレーではなくなんと「岡持ち」!!お蕎麦屋さんが使うような持ち手があるもの。そして、座敷を希望すると、靴を脱いで通された先はなんと、畳の部屋でハンバーグが出てくるなんて想像付かないような席でした。

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

食事が来るまでキョロキョロ。。笑

特別な物を食べているような感覚になれますよ!

おみやげのおすすめはこれ

・王道「かもめの玉子」

黄身餡がたまらない美味しさ

私は昔からあえて少し硬めで味わえるミニサイズがお気に入り。

夏は溶けやすいので食べる人数分だけ買って帰ります。

・ばらまき土産に「南部せんべい」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

種類豊富で友達や会社へのばらまき土産に最適です。

定番のごまと落花生は素朴で昔から大好きな味ですが、それと並んでマスト買いはかぼちゃと納豆。一度食べたらやみつきになりますよ!

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

ここ数年ではグッズまで売られていてキーホルダーのガチャガチャは作りが細かくクオリティ高め。1回300円なのでお買い物ついでのお土産にどうぞ♪

・贅沢な味わい「くるみの森」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

盛岡風月堂が販売するこの洋菓子はクルミたっぷり、ずっしりしているクッキーバー。お土産にも良いですが、個別販売(1個189円)もしているので気軽に購入できます。くるみの森はほろほろしていてオレンジの香りがあり美味しかったです。

毎回おやつにアーモンドクッキーを購入しますが、こちらはフロランタンに近く硬めで食べ応えあり。

・ちょっと番外編 ラグノオの「りんごスティック」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

青森の有名なお店ですが、ラグノオは和菓子から洋菓子までいくつも有名なお菓子があり、このりんごスティックはりんごの味がしっかりと感じられ他のアップルパイとは違います。

少し温めて食べるとも~うたまりません!

おすすめの宿「網張温泉休暇村」

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)
【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

盛岡から車で1時間程で行けるこちらの宿は、市内の雰囲気が嘘のようにのんびり滞在ができる施設です。※宿泊者は無料の送迎バスあり。

夏場は周辺でキャンプや山登り、冬は網張温泉スキー場として賑わっています。岩手山の旧火口から湧き出す温泉(単純温泉/硫黄泉)は敷地内に5カ所あり、宮沢賢治も岩手山の登山帰りにこの温泉に浸かったと言われています。大釈の湯からは雫石の山などが一望できるので朝がおすすめです!

バイキングは岩手県産の食材にこだわっていて、いつ行っても手の込んだメニューが並んでいます。

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

「岩泉ヨーグルト」も食べ放題なんです。

そしておすすめポイントは無料で参加できるプログラムがあること(期間限定の場合があるの事前にご確認を)。

1. 夜の星空観賞

夕食後、ホテルの外に出てスタッフの方が分かりやすく、細かく今日の星空解説をしてくれます。夏でも涼しく、満天の星空には親子で感動しました☆

2. 朝のお散歩会

ちょっと早起きして良い空気を吸いに出かけませんか?

ガイドさんとホテル脇のリフトに乗り、「天空の丘」へ。運が良ければ雲海も見られます。鶯の鳴き声も聞こえて気持ち良い!下りは「あみはりの森」を歩いて散歩。特別な持ち物はいりません。1人で座れる幼児も参加できました。

無料でこんな貴重な体験ができるのは良いですよね。スタッフの方もみんな気さくに話しかけてくれたり、親切な対応で温かい宿なんです。これって宿選びの大事なポイントですよね^^

季節にもよりますが、ホテルの周りはビジターセンター(日帰り温泉あり)やつり橋など徒歩圏内で散策できる所がたくさんあるので宿泊する際はぜひ外へ出てみてくださいね♪

【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)
【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)
【岩手・盛岡】1度は食べてほしいローカルグルメとおすすめの宿
(画像=『たびこふれ』より引用)

さいごに

東北はおいしい物が多いと言われていますが、岩手県は海もあるのでまだお伝えしきれないスポットや美味しい物がたくさんあります。

新旧入り混じった素敵な盛岡市。散策だけでも素敵な風景に出会えます。

旅行の計画の参考にしてみてくださいね!

【文・写真 mAriel/提供元・たびこふれ

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