メルセデス・ベンツ日本は2024年10月1日、デザイン、装備を含めて大幅な改良を行なった3列シートの大型ミニバン「Vクラス」の受注を開始した。デリバリーは10月上旬以降、V 220 d は11月下旬以降が予定されている。

メルセデス・ベンツ Vクラスが大幅改良 2+2のショーファー対応や2+2+3、2名乗車使用にもアレンジが可能
(画像=『AUTO PROVE』より 引用)

現行のVクラスは2015年にデビューしているが、今回はエクステリア、インテリアのデザインの刷新を始め、乗り心地、機能装備など多くの部分をアップデートしたことで、優れた利便性・快適性を備え、高級感・先進性をさらに向上させている。

メルセデス・ベンツ Vクラスが大幅改良 2+2のショーファー対応や2+2+3、2名乗車使用にもアレンジが可能
(画像=V 220d long フロント、『AUTO PROVE』より 引用)
メルセデス・ベンツ Vクラスが大幅改良 2+2のショーファー対応や2+2+3、2名乗車使用にもアレンジが可能
(画像=V 220d long リヤ、『AUTO PROVE』より 引用)

エクステリアでは、フロントはラジエーターグリルが大型化され、より迫力のあるデザインとなり、マルチビームLEDを採用した新デザインのヘッドライトを標準装備している。

メルセデス・ベンツ Vクラスが大幅改良 2+2のショーファー対応や2+2+3、2名乗車使用にもアレンジが可能
(画像=V 220d longのインテリア、『AUTO PROVE』より 引用)

V 220d、V 220d long、V220 d extra-longのラジエーターグリルは、メルセデス・ベンツのデザインに共通するスターパターングリルに2本のルーバーを採用。V 220d EXCLUSIVE long Platinum Suite、V 220d EXCLUSIVE extra-long Black Suiteには、スリーポインテッドスターのボンネットマスコットと、5本のクロームルーバーを備えた専用フロントデザインを装備している。

また、ラジエーターグリルが光る「イルミネーテッドラジエーターグリル」はオプションのAMGラインパッケージを装着したV 220d、V 220d long、V 20 d extra-longに装備され、V 220d EXCLUSIVE long Platinum SuiteおよびV 220d EXCLUSIVE extra-long Black Suiteには標準装備となっている。

リヤは、フルLEDのコンビネーションランプのライトカバーがクリア(透明)になり、ブラックインサートの入ったデザインへ変更された。

メルセデス・ベンツ Vクラスが大幅改良 2+2のショーファー対応や2+2+3、2名乗車使用にもアレンジが可能
(画像=最上級のV 220d EXCLUSIVE extra-long Black Suite、『AUTO PROVE』より 引用)
メルセデス・ベンツ Vクラスが大幅改良 2+2のショーファー対応や2+2+3、2名乗車使用にもアレンジが可能
(画像=V 220d EXCLUSIVE extra-long Black Suiteのインテリア、『AUTO PROVE』より 引用)

ホイールは、全モデルが新しいデザインに変更。V 220d、V 220d long、V 220d extra-longの標準仕様には18インチ 、AMGラインパッケージ選択時にはAMG デザインの19 インチが装着される。V 220d EXCLUSIVE long Platinum Suiteと、V 220d EXCLUSIVE extra-long Black Suiteには、19インチのより高級感あるデザインのホイールを採用している。

ボディカラーは、、新しいソリッドペイントとして、ジュピターレッド、ヴィンテージブルー、アルペングレー、メタリックペイントではカラハリゴールド、ソーダライトブルー、ハイテックシルバーが追加されている。

インテリアは、全モデルの前席のインテリアを刷新し、ワイドスクリーンコックピット、静電容量式の最新デザインのステアリングホイールを採用。

V 220d、V 220d long、V 220d extra-longは標準トリムとして全席本革シートを備え、新しく採用された「ダークグレイオープンポアオリーブウッドルックインテリアトリム」、AMGラインパッケージでは「カーボンルックインテリアトリム」を採用。

V 220d EXCLUSIVE long Platinum Suiteと、V 220d EXCLUSIVE extra-long Black Suite には華やかな「アルミニウムインテリアトリム」と全席ナッパレザーシトが採用され、高級感あふれるインテリアとしている。

さらに、 2列目にはエクスクルーシブシートを標準装備。フットレストが装備され、リクライニング機能、リラクゼーション機能、シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)、ヘッドレストクッション・レッグレスト・フットレストのサポート、折りたたみ式テーブルを備え、ファーストクラスの快適な空間としている。

メルセデス・ベンツ Vクラスが大幅改良 2+2のショーファー対応や2+2+3、2名乗車使用にもアレンジが可能
(画像=V 220d EXCLUSIVE long Platinum Suite、『AUTO PROVE』より 引用)
メルセデス・ベンツ Vクラスが大幅改良 2+2のショーファー対応や2+2+3、2名乗車使用にもアレンジが可能
(画像=V 220d EXCLUSIVE long Platinum Suiteのエクスクルーシブシート、『AUTO PROVE』より 引用)

シートアレンジは、全モデルで前席より後方の2列5席の多彩なシートアレンジができる。7人乗りで使用することはもちろん、後席を2座のみにして室内を広々と使ったショーファー ドリブン仕様にしたり、2列目と3列目をすべて取り外して荷物を積載したりと、用途に合わせてアレンジすることができる。

もちろん2列目および3列目を含むすべてのシートに3点式シートベルトが 一体化され、センターエアバッグ、ウィンドウバッグ(リヤ)が新たに標準装備となっている。

インフォテイメントでは、新たにコックピットディスプレイ、メディアディスプレイのどちらも12.3インチのワイドディスプレイを採用し、メディアディスプレイはタッチスクリーン対応とした。また、他のモデルと同様に、対話型インフォテインメントシステム「MBUX」が標準装備されている。

サスペンションは、V 220d は、従来通りのAGILITY CONTROLサスペンション」を装備。その他4モデルは、「AIRMATIC サスペンション」を新しく採用している。

パワートレインは、全モデルに、2.0L直列4気筒クリーンディーゼルエンジン「OM654」が搭載され、最高出力163ps(120kW)、最大トルク380Nmを発生。 振動、騒音も従来より低減されている。

トランスミッションは全モデルに9速AT9Gトロニックを採用。1速から9速までの変速比幅が広いことから、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。

価格

メルセデス・ベンツ Vクラスが大幅改良 2+2のショーファー対応や2+2+3、2名乗車使用にもアレンジが可能
(画像=『AUTO PROVE』より 引用)

提供・AUTO PROVE

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