年齢を重ねてからは、服装や体型を意識して整えることの重要性はますます高まる。中年からは意識して見た目に気を使うべきなのだ。

話しかけられる人、話しかけられない人

これは自分の知人がいっていた言葉だが、「中年になってから男一人で歩いているだけで警戒されるんだよね。周囲から見たら不審者扱いだよね」と苦笑混じりにそういった。これはその人個人が良い悪いの問題ではなく、社会的にはどうしても見た目で判断されてしまう。

自分は毎日、子供二人を連れてスーパーへ買い物にいくが、「かわいかねえ、何歳なの?」とちょくちょく話しかけられる。また、先日、大阪のスパワールドへ子供を連れて行った時には「子供から目を離したら危ないで」と知らない人から注意を受けた。「子連れの父親」というシグナルが伝わることで、周囲は自分に対する警戒感が薄れて話しかけてくるのだろう。だが仮に自分一人で行動していたなら、筆者に話しかけてくる人など皆無である。自分も周囲から見た目で判断されているのだ。

旅行先のホテルに「ドレスコードあり」のレストランがある。正直、面倒と感じる人は少なくないだろう。しかし、これは「ドレスコードに従うなんて面倒くさい」と感じるような人をフィルタリングし、「郷に入っては郷に従え」を理解し、場の雰囲気を壊さないようなお客さんだけに利用してもらえる効果があるのだ。40代以降は見た目を整える手間を惜しまないことが重要なのである。

 

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