芸能生活を70年以上続けている黒柳徹子さんといえば、明るくて軽快なトークが印象的。そんな彼女が、常に元気でいる秘訣を語っていたことがある。過去のインタビューから紹介しよう。
元気でいる秘訣は「くよくよしないこと」
2021年に羽生結弦さんとCM共演をした黒柳さん。CM撮影後には個別にインタビューがおこなわれ、お互いに対する質問をビデオメッセージに。ケガをして心が傷ついたり、トゲのある言葉に傷ついたりすることもあるという羽生さんから、「こういう業界に長くいられる徹子さんだからこそ、どうやって乗り越えているのか」と質問があった。
この質問に対して黒柳さんは、「くよくよしないこと。あんまり憂鬱に思わないこと」と回答。黒柳さん自身は「失敗したり憂鬱なことがあったりしても、一晩寝ればだいたい忘れる。寝ればいいわと思っている」のだとか。
あまり気にしすぎないことが大切なようで、芸能界に入った頃は「先輩に『こんな仕事やめちゃえ』とか、『お前の日本語は徹底的に変だ』とかガンガン言われた」こともあったそう。しかし「それでもいいって言う人がいるんだからいいんじゃないと思って。そのまま別に直すこともなく、仕事を続けてきたら、なんとなくここまで仕事をしてこれた」と話していた。
また、どうやったらいつも笑顔で輝いていられるのかという質問に対しては、「いろんなことに常に興味を持っているからでしょうか」と回答している。「ファッションに興味を持ったり、新しいことに関心を持ったり、そんな風にいつもキョロキョロしてなんか面白いことないかなって思っているのが輝いて見えるのかもしれません」とコメント。
ほかにも、新しく始めたことを聞かれると「Netflixを見ている」と意外な答えが。また、2024年7月には5年ぶりに水中ヨガにチャレンジした様子をInstagramに投稿している。日々、興味のあることに取り組んでいる姿は、見ている私たちも元気をもらえるのではないだろうか。
黒柳さんが意識していることは、年齢を重ねても笑顔で輝きながら毎日を送るためのヒントになりそうだ。(フリーライター・河野秀樹)
■Profile
河野秀樹
芸能系の編集プロダクションから20代の頃に独立。現在はフリーライターとして、芸能中心にエンタメ記事を手掛けている。スクープからほっこりネタまで、幅広く執筆中。
提供元・BCN+R
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