「システムヘルメットって重いんでしょ?」と思っていませんか?

左からジェット、システム、フルフェイス。現在進行形で筆者が使用している私物ヘルメットたち。
その日の気温、天気、行き先やウエアとのコーディネートで使い分けています。

「システムヘルメットは重くて大きくてゴツい」というイメージを持っている方も多いようですが、いちユーザーの個人的意見を声を大にして言わせてください。最近のモデルは、全くそんなことありません!
フリップアップの機構がついている分、他のタイプの軽量モデルと比べてしまうとどうしても若干の重さは否めませんが、だからと言って、長時間の走行で特段疲れを感じるようなことは過去一度もありませんでした。そして、写真でご覧いただける通り、サイズ感も見た目もジェットタイプやフルフェイスと変わりはないのです。

ちなみに、私が使用しているKabuto「Ryuki」の重量はおよそ1650gで、システムヘルメットの中ではトップクラスの軽さを誇るモデル。通常のフルフェイスでも同程度の重量を持つモデルも多くあることを考えると、システムヘルメットの軽量化はかなり進んでいるように感じられます。

国内・海外メーカー各社が新型のシステムヘルメットをリリース中!

さて、2023年12月にはSHOEIが新型のシステムヘルメット「NEOTEC3(ネオテック3)」をリリースして話題になりました。バイク用品店に行ってみると、ヘルメットコーナーの目立つ位置に各社のシステムヘルメットがグラフィックも豊富に並び、注目されているのがわかります。

「ちょっとシステムヘルメット気になってきた!」というそこのアナタ!
お店やイベント会場などで実物を見かけた際には是非試着して、その最新の装用感を確認してみてください!

撮影協力:ライコランド モトギア東京 様

おまけのプチ雑学

システムヘルメットがこの世に生まれたのは1981年、開発したのはなんとBMW!
その利便性のみならず、事故などの緊急時にヘルメットを脱がすというリスクの高い行為を避け、ライダーの気道を確保できるというメリットから開発されたそうです。

そして、日本のメーカーで最初にシステムヘルメットを販売したのはSHOEIで、こちらは1993年のことだそう。ちょうど30年が経ったということですね!