ロメオ・ラビア 写真:Getty Images

 スペイン1部のバルセロナが、イングランド1部のチェルシーに在籍する2選手に対して、1月の移籍市場に向け関心を示していることが報じられた。

 バルセロナを拠点とするスポーツメディア『Sport』によると、バルセロナのスポーツディレクターであるデコ氏は、チェルシーのMFロメオ・ラビアに関心を持っており、また、若手選手MFカーニー・チュクエメカにも興味を示しているようだ。

 バルセロナが将来的に重要な選手と見ている守備的ミッドフィルダーのMFマルク・ベルナルが、膝の怪我で今シーズンは復帰できないため、ラビアを6ヶ月のローンで獲得することが現実的な選択肢として浮上しているという。ラビア自身も怪我に苦しんでおり、チェルシーでのポジション争いにおいては不利な状況にあるため、双方にとってメリットがあると見られている。

 2024/25シーズンのラ・リーガで好調を維持しているバルセロナは、ここまで9試合で8勝1敗、1位につけている。ライバルであるレアル・マドリードとの勝ち点差はわずか3であり、優勝を狙うためには、チームの補強を進めたい考えがあるようだ。

 1月の移籍市場は、再びチェルシーが主役となる可能性が高く、売却や新たな選手の獲得への大きな動きが予想されている。それに準じてバルセロナが1月の移籍市場でどのような手を打つのか、注目が集まっている。