GO株式会社が運営するタクシー配車アプリ「GO」は、新しい移動サービスを今冬に開始する予定です。

まずは東京都内豊洲・勝どきなどの湾岸エリアで展開されるという相乗りサービス。通常のタクシーよりもルートが遠回りになる可能性があるものの、大幅格安の運賃で乗車できるとしています。

運賃は通常タクシーの5～6割程度

今回、「GO」が開始するのは湾岸エリア内の乗降スポットを選択して乗車する方式の相乗りタクシーサービス。

相乗りではありますが、バスのように予約なしで停留所で待機するのではなく、必ずアプリを使って予約する仕組みだといいます。

同乗者の有無は事前に確定し、タクシー車両に乗車する人数にかかわらず、運賃は通常のタクシーの5～6割程度としています。

豊洲・勝どきなどの湾岸エリアは、東京駅などターミナル駅への移動需要が高く、大型商業施設も集まっています。

初期は、ルートの遠回りなどを最大限削減し、効率的な運行を実現するため、限定的なエリアでのサービス展開とのこと。

GO株式会社は、相乗りサービスに新たに挑戦していくことで、「社会インフラの強化や回遊性向上による街の活性化、複数輸送による渋滞解消など、社会にとって良い影響を及ぼすサービスとなることを目指し、新規サービスの開発を進めてまいります」とコメントしています。

「GO」アプリの使い方は？

「GO」アプリでは、タクシーなどの配車・支払い手段の事前登録による配車時や車載タブレットでのGO Payでの支払い・電子領収書発行ができるそうです（※一部機能は一部地域での提供）。

支払い方法として「車内決済」または「GO Pay」が選べるそうです。

GO Payでは、キャッシュレスのみの決済となり、Visa・Mastercard・JCB・American Express ・Diners Clubの各種カードとd払い・PayPay・Apple Payとなっています。