■美少女天才占い師の活躍

小女姫さんは戦後、11歳という若さで「美少女天才占い師」として脚光を浴び、メディアに登場していた人物です。当時の報道によると、日米安全保障条約を巡り岸信介首相から相談を受け、的確な予言をしたこともあり、政財界に多くの顧客を抱える占い師として名を馳せていました。

1983年の週刊誌には「人気は財界ばかりではなく政界の方にも小女姫信者は多い」というコピーが見受けられ、その大物ぶりがうかがえます。