夏は暑く冬は寒いことから、季節によってエアコンを活用するご家庭も多いのではないでしょうか?しかし、あまりにエアコンを可動させていると、気になるのはその電気代。電気代を節約することができれば、何も気にせずエアコンを快適に利用することができます。そこで今回は、エアコンの電気代を節約する方法を詳しく解説していきます。
目次
エアコンの電気代を安くするコツ【運転方法】
エアコンの電気代を安くするコツ【運転方法以外】
エアコンの電気代を安くするコツ【運転方法】
いつも快適に利用できるエアコンは、運転方法によって電気代の節約につながるということをご存知ですか?意外と知られていそうで知らない、また、実践しようとしても断念してしまいがちな節約につながる運転方法のコツを3つご紹介します。
エアコンのリモコンに「風量」ボタンがあります。「風量」ボタンを操作すると、大抵のエアコンの場合「微弱」「弱」「中」「強」というような、メーカーによってその表示の仕方は異なりますが、風量調整が可能となっています。電気代を節約するには「風量を微弱に設定すると電気代がかからない」と思っている方も多いですが、実はそうではありません。
部屋の温度を自動で感知し、快適な室温を保ち続けられるようにするためには、常に風量を「自動」に設定しておくことでエネルギーの消費を抑えることができ、一気に動力を消費しない分、電気代の節約になります。
節約術②設定温度
暑さや寒さを逃れるために、人は極端にエアコンの設定温度を上げ下げしています。これは、動力が一気にエアコンにかかるため負担になり、電気代が跳ね上がってしまう原因につながります。
そんな時は、エアコンの温度設定をこれまでよりも+1℃にしてみてください。夏だと暑いかな…。と感じる程度が電気代の節約になります。
冬は少し寒いかも?と思うかもしれませんが、-1℃を目安としてエアコンを活用してみてください。このように設定温度に気を付けるだけで各段に電気代を節約することができます。
節約術③フィルターや室外機の掃除
エアコンにはどの製品にも「フィルター」が搭載されています。このフィルターは、エアコン本体が空気を吸い上げる際、空気中にあるチリやホコリを一緒に吸い、それらが本体へ侵入することで故障の原因となってしまわないよう、フィルターでブロックする機能を果たしています。
このフィルターが目詰まりしてしまうと、空気の通り道がなくなる分、冷暖房効果が一気に低下してしまいます。そのようなことを避けるためにも、1週間〜2週間に1度は必ずフィルターの清掃を行うようにしましょう。
また、室外機は、直射日光が当たり、高温にさらされることで故障の原因につながります。そのため、室外機を日が差す場所にしか設置できないなどというご家庭では、室外機の負担を避け、日除けを行うことをおすすめします。
エアコンの電気代を安くするコツ【運転方法以外】
「運転方法」以外にも、エアコンの電気代を節約する方法はあります。続いては、その他の電気代節約方法についてご紹介していきます。少しでも電気代を安く抑えるために行うべきポイントとして覚えておきましょう。
節約術④窓やカーテンで断熱・遮熱対策
窓の開口部が大きい、小さいなどにも左右されますが、窓やカーテンを活用し、外からの熱を遮断する断熱・遮熱対策を講じることをおすすめします。カーテンを活用することで、部屋の温度が上昇することを防ぎ、夏は快適な室温を保つ、また冬はカーテンやブラインドで窓から入る冷風を予防する効果を発揮してくれます。
節約術⑤扇風機やサーキュレーターを使用する
暑い夏にエアコンを利用すると、通常、冷たい風は下にたまります。そのため、せっかくエアコンを活用していても、部屋全体にその冷たさが行き渡らないため、エアコンの風量を変えるなど、電気代を必要としていまいます。
そのような時に活用したいのが、扇風機やサーキュレーターです。これらを効果的に利用することで、冷たい空気や温かい空気を均一にできるため、部屋を全体的に涼しくor温かくすることができます。
節約術⑥服装で体温を調整する
エアコンの設定温度を見直し、暑いと感じる場合は服装を調整してみましょう。洋服の素材選びやインナーに冷感素材を採用したものを着用するなど、様々な工夫をしてみて下さい。
節約術⑦ドアをしっかり閉める
部屋のドアを開けっ放しにしてしまうと、エアコンを使っていても冷たくなった部屋の空気が逃げてしまいます。これでは、部屋を効率的に冷やすことはできません。暖房運転時も同じです。エアコンを使用する際は、冷風・暖風が逃げないよう、必ずドアを閉めるようにしましょう。