1999年 クラシックミニ(XN12A型)
現在のMINIの前身となるクラシックミニは1959年8月に登場、2000年10月に英国ロングブリッジ工場で生産を終了するまで40年以上にわたりワールドワイドで愛された。それはアレック・イシゴニスの設計チームが生み出した、クルマ界の世界遺産である。総生産台数は538万7862台に達する。
魅力はキビキビとしたゴーカートフィールの走り、愛らしいスタイリング、そして人間の手の温もりを感じる各部の作り。日本では1990年代に人気が沸騰し、世界有数の販売台数を誇った。1999年モデルのラインアップは、スポーティなクーパーと、エレガントなメイフェアの2グレード。両車ともに1.3ℓの直4OHV(MT62ps/AT53ps)を搭載し、トランスミッションは4速MTと4速ATから選べた。ボディサイズは全長×全幅×全高3075×1440×1330mm。駆動方式は、もちろんFFで、新車時の価格はクーパーが198万9000〜209万9000円、メイフェアは178万9000〜186万9000円だった。カタログは1999年3月版(全18ページ編集/原寸255×300mm)。
※資料提供/ブックガレージ
提供元・CAR and DRIVER
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