10月15日、プレミアリーグのボーンマスは、J1に所属する京都サンガとの提携を発表した。
両クラブは、ユース育成やコーチングの分野でお互いの知見や成功例を共有し、トレーニングや育成の機会を提供していく。また、スカウティングネットワークを統合し、適切な場面でお互いのプロモーション素材も共有することになっている。
ボーンマスのフットボールオペレーション部門の社長であるティアゴ・ピント氏は「この提携は、クラブのグローバル・ネットワークを拡大するためのエキサイティングなステップです。この戦略的パートナーシップにおいてサンガと密接に協力し、世界中の才能を発掘し、向上させるという我々の目的を継続します。話し合いは終始建設的で、両クラブの間にポジティブで長期的な影響を生み出すことを楽しみにしています」と述べた。
京都サンガは1922年に京都紫光クラブとして創設された日本でも古いクラブの一つである。社長である飯野晃氏は、「この度、伝統と歴史あるボーンマスとパートナーシップを締結することができ、大変光栄に思います。ボーンマスは世界最高峰のリーグの1つであるイングランド・プレミアリーグで活躍されていることに加え、グループとしてグローバルなリソースを保有されており、サンガとしては学ぶことの多い、尊敬できるパートナーだと考えています。今後は選手の育成、スカウト情報、指導メソッド、マーケティング手法など、各分野における情報交換を行いながら、互いにクラブ価値を高め合えるような関係になれることを目指したいと思います」と述べた。
プレミアリーグのクラブとの提携により、京都サンガが今後どのような発展を遂げていくのか注目したい。