アマドゥ・バカヨコ 写真:Getty Images

 北海道コンサドーレ札幌所属MFアマドゥ・バカヨコは、10月のアフリカネイションズカップ予選に臨むシエラレオネ代表に招集。15日開催のコートジボワール戦で決勝ゴールを挙げたが、大金星の立役者として注目を浴びている。

 シエラレオネはアフリカネイションズカップ予選のグループGでコートジボワール、ザンビア、チャドと同居。9月に行われたチャドとのホームゲームで引き分け、ザンビアとのアウェイゲームで敗れていた。

 そして10月12日に敵地で行われたコートジボワール戦では1-4と大敗。予選敗退が現実味を帯びる中、15日にコートジボワールとのリターンマッチに臨んだが、アウェイゲームと異なり守備陣が奮闘。被シュート1本に抑えると、スタメン出場のバカヨコが85分、コーナーキックに頭で合わせると、シュートはゴールマウス右隅へ。シエラレオネはこの1点を最後まで守り切った。

 アフリカネイションズカップ予選で初勝利を挙げたシエラレオネだが、9月19日発表のFIFAランキングで125位。対戦相手のコートジボワールが33位であるだけに、バカヨコの決勝弾が番狂わせを演出したと評価する声は多い。

 FIFAワールドカップ3度の出場、アフリカネイションズカップ3度の優勝を誇るコートジボワールからゴールをもぎ取ったバカヨコ。J1リーグではここまで6試合の途中出場で1ゴールという成績だが、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督の戦術にフィットして札幌をJ1残留に導くだけの活躍が期待される。