ルベン・アモリム 写真:Getty Images

 マンチェスター・シティ(イングランド1部)が、スポルティングCP(ポルトガル1部)を指揮するルベン・アモリム監督の獲得に興味を持っているようだ。

 2016年夏に就任以降、史上初のプレミアリーグ4連覇やUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇などに多くのタイトルをもたらしたジョゼップ・グアルディオラ監督との契約が来夏に満了となるシティ。スペイン人指揮官は自身の去就について「何が起きてもおかしくない」と退任を示唆している。

 イギリス『ガーディアン』によれば、シティはグアルディオラ監督の後任を探しており、日本代表MF守田英正を指導しているアモリム監督に強い関心を持っている模様。今季限りでフットボールディレクターを退任するチキ・ベギリスタイン氏の後任としてシティのフロントに入閣するウーゴ・バイナ氏とアモリム監督は良好な関係を築いているようだ。

 なお、現役時代はベンフィカなどでプレーしたアモリム監督は、カーザ・ピアで指導者キャリアをスタートさせると、ブラガを経て、2020年3月にスポルティングの監督に就任。昨季は3シーズンぶりの優勝に導いていた。

 この手腕を受けて今夏には指揮官が交代したリバプール(イングランド1部)とチェルシー(同1部)が関心を示していたとのこと。その後にはウェストハム・ユナイテッド(同1部)とも交渉を行ったことが明らかになっていたが、最終的にプレミアリーグで指揮を執ることはなかった。