マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)の獲得に興味を持っているようだ。
母国のバンクーバー・ホワイトキャップスでプロキャリアをスタートさせたデイビスは、2018年夏にバイエルン入り。左サイドバックにコンバートされてからは圧倒的なスプリング能力と高い攻撃力を武器に昨季は公式戦42試合に出場して3ゴール6アシストを記録した。
今季もここまでブンデスリーガ5試合に出場しているデイビスだが、バイエルンとの現行契約は今季限りまで。レアル・マドリード(スペイン1部)移籍の可能性が盛んに取り沙汰された今夏にはバイエルンからの契約延長オファーがあったとされているが、契約延長にいたることはなかった。
そうしたなかで、ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、ユナイテッドが来夏に向けてデイビスを狙っており、すでに情報を集めているが、獲得できる可能性はそれほど高くないと考えているようだ。
調子が上向きとなっているカナダ代表DFとバイエルンは新契約をめぐる具体的な話し合いを行なっていないものの、クラブ側は再び交渉する用意があるとのこと。また、仮にフリートランスファーで退団となればマドリードが引き続き最有力候補となっているというが、自身の去就について「バイエルンは心のクラブ」と語っていた同選手はどのような決断を下すのだろうか。