広島県は、AI技術のポテンシャルを最大限に引き出し、地域の課題解決と付加価値の創出を目指すために、県庁内に「広島AIラボ」を設立しました。
AIの可能性を信じ、より良い未来のために挑戦できる人材を募集しているといいます。
3人程度の外部人材を募集
「広島AIラボ」では、3人程度の外部人材を募集。ラボの構成員は、県職員2人と今回募集する外部人材3人、計5人程度とのことです。
業務内容は、「広島AIラボ」の一員として、新しい価値を生み出すようなAIの活用に向けて、自由に探索・研究を行うといいます。
具体的には、AIなどのデジタル技術に関する調査や、県庁内各課や関係企業等へのヒアリング、そして得られた情報をもとに、デジタル技術で解決すべき課題を設定するといった活動が想定されているそうです。
応募にあたって必須となる条件は、「先端技術や最新の議論に興味・関心があること」「若者減少や人手不足など、広島県を取り巻く課題を認識していること」「あるテーマやプロジェクトについて、調査、仮説の構築、立証を実施した経験を持っていること(自ら探索、追求するような業務の経験がある)」の3点。
特に、さまざまな選択肢から適切なものを判断して選択・評価する力や生成AIをはじめとした先端技術や最新の議論に対する相当な知識、独自視点の問題解決能力・顧客体験を追求する姿勢、AIやデータなどの利活用スキル(使う・作る・企画)といったスキルを持っており、広島県が抱える社会課題だけでなく、地方自治体や地域社会が抱える課題を俯瞰的に捉えている人などを歓迎しているそうです。
募集期間は9月24日~12月20日まで。採用予定人数に達し次第、期間内でも募集を終了するとのことです。
任用形態・年収
原則、任期付職員(フルタイム勤務・兼業不可)として採用。
ただし、応募者の状況により非常勤職員(兼業可)での採用も可能。
※任用期間など、詳細な事項などについては応募者と相談の上、決定