急な陣痛がきたときに家族がいなければ、病院にどうやって移動すればいいか悩む人は多いでしょう。陣痛時に病院へ移動するときには、陣痛タクシーを利用するのがおすすめです。この記事では、京都でおすすめの陣痛タクシーと、利用するメリット・デメリットを解説します。事前に準備しておき、実際に陣痛がきたとき焦らないようにしましょう。また、妊娠中の怪我や体調不良で病院以外に向かいたいときは、タクシー配車アプリのGOがおすすめです。合わせて解説するので、ぜひ参考にしてください。
はじめに、京都でおすすめの陣痛タクシーを3つ解説します。
陣痛タクシーはそれぞれ対応エリアやサービスが異なるため、自分に合った陣痛タクシーを見つけましょう。
- 都タクシー
- 第一交通
- 山城ヤサカ交通
都タクシーは、都タクシー株式会社が提供するタクシーサービスです。
子育てタクシーとして豊富な実績を持ち、安心して利用できます。
陣痛時だけではなく妊娠中の通院や買い物の送迎も依頼できます。
登録は約3日でできるため、予定日が近づいている人でも利用しやすいのがメリットです。
会社名 | 都タクシー株式会社 |
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電話番号 | 075-661-6611 |
対象エリア | 京都市内(右京区、北区、左京区の一部エリアを除く)・向日市・長岡京市・乙訓郡 |
第一交通は、第一交通産業株式会社が提供するタクシーサービスです。
陣痛時はバスタオルや防水シーツを用意してきてくれるため、自宅に準備がなくても心配ありません。
対応する乗務員は助産師より講習を受けており、妊娠している人への対応にも慣れているのが特徴です。
会社名 | 第一交通産業株式会社 |
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電話番号 | 京都市洛南地区・八幡市・宇治市・久御山町:0570-00-3813 京都市洛西地区・向日市:075-381-6123 |
対象エリア | 京都市洛南地区・八幡市・宇治市・久御山町・京都市洛西地区・向日市 |
山城ヤサカ交通は、山城ヤサカ交通株式会社が提供するタクシーサービスです。
登録時は基本的に女性職員が受付してくれるため、質問や相談がしやすくなっています。
座席には吸水シートが敷かれ、破水が起きても心配ありません。助産師による車内講習を受講したドライバーが来るため、対応も安心です。
会社名 | 山城ヤサカ交通株式会社 |
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電話番号 | 0774-62-3535 |
対象エリア | 京田辺市・城陽市・井手町・木津川市・精華町 |
陣痛タクシーを提供しているタクシー会社が複数あると、どのタクシー会社を利用すればいいか悩む人も多いでしょう。
ここからは、自分に合った陣痛タクシーの選び方を解説します。
どのように選ぶのか知っておき、登録時に悩まないようにしましょう。
- 住んでいるエリアに対応しているかで選ぶ
- サービス内容で決める
- 「全国子育てタクシー協会」に登録しているかで選ぶ
京都でサービスをおこなうタクシー会社のなかでも、陣痛タクシーでは対応エリアを区切っている企業がほとんどです。
陣痛タクシーの対応エリアは、住んでいる地域か病院がある地域に対応しているタクシー会社でないと使えません。対応エリアに含まれていても、市区町村によっては対応していない可能性もあります。
事前に対応エリアに含まれているか確認し、登録しましょう。
同じ陣痛タクシーであっても、タクシー会社によって提供しているサービス内容は変わります。
タオルや防水シートの用意をしてほしい場合は、対応しているタクシー会社を選びましょう。助産師による講習を受けたドライバーがいい場合は、そちらも選ぶポイントです。
自分が陣痛タクシーになにを求めるか事前に整理しておくと、選ぶときスムーズです。
タクシー会社が提供しているサービス内容をチェックして、自分に合っている陣痛タクシーを見つけましょう。
タクシー会社によっては、全国子育てタクシー協会に登録しているケースがあります。
全国子育てタクシーは、妊娠中の人だけでなく子どもやその保護者にも優しいタクシーをさします。子育てタクシードライバー養成講座を主催しており、受講したドライバーは子育てへの知識も豊富です。
知識や経験が豊富な乗務員に対応して欲しい場合は、「全国子育てタクシー協会」に登録しているかも選択肢に含めましょう。
陣痛タクシーを使うか悩んでいる人は、どのようなメリットがあるか知っておくと安心です。
京都で陣痛タクシーを使うのは、5つのメリットがあります。
どのようなメリットがあるか知っておき、利用するか検討しましょう。
- 乗車を断られずにすむ
- 24時間365日好きなときに利用できる
- 向かう病院をわかった状態できてくれる
- 出産時以外も利用できる
- 料金はそこまで変わらない
陣痛タクシーであれば、タクシーを手配しても断られずにすみます。
一般的なタクシーだと、利用者が陣痛を起こしていると知らずに到着すると、乗車を拒否する可能性があります。陣痛が起きている場合は、破水が起こる可能性が否定できません。破水が起きれば、準備していない車内を汚してしまう恐れがあるからです。
しかし、陣痛タクシーは利用者に破水の可能性があるのをわかったうえで用意しています。シートを汚してもクリーニング料金が発生する心配が少なく、安心して利用できるでしょう。
陣痛タクシーを提供しているタクシー会社の多くは、24時間365日対応しています。
おおまかな出産予定日がわかっていても、実際はいつ陣痛が起きるかはわかりません。深夜や早朝であれば家族がいても、日中働いて外出している場合はひとりで過ごす人も多いでしょう。
いつでも利用できる陣痛タクシーであれば、ひとりで過ごす日中に陣痛が起きても心配ありません。利用したいときに連絡し、車両を手配できます。
タクシーを利用するときに不安な点は、病院までの道案内です。元気なときであれば問題ない道案内も、陣痛が起きていればいつも通りに伝えるのは難しくなるでしょう。
陣痛タクシーは、登録時に移動してほしい病院名を伝えてあります。乗務員は目的地がわかった状態で移動するため、伝える手間がかかりません。
健診で利用する場合でも、何度も同じ目的地を伝えずに済むため手間を減らせます。
陣痛タクシーが使えるのは、出産時だけでなく前後の健診も含まれています。
妊娠前後は健診が多く、何度も病院へ足を運ぶシーンが多いでしょう。その都度目的地を乗務員に伝えるのは、ストレスを感じる人も多くいます。
陣痛タクシーはお迎え先から指定された病院まで移動するサービスのため、目的地は常に変わりません。健診時に利用すれば、目的地を伝える手間を少なくできます。
陣痛タクシーを利用したときにかかる料金は、初乗り運賃・加算料金・迎車料金です。
防水シートやタオルのサービスがあっても、特別な料金は発生しないため安心しましょう。
一般的なタクシーを迎車したときと料金が変わらなければ、日々の生活でも気軽に利用できます。
妊娠時や出産後の移動に、陣痛タクシーはおおいに役立つでしょう。
メリットが多い陣痛タクシーですが、利用前にデメリットも知っておくと安心です。
知らないと、実際利用したいときに受け付けてもらえない可能性があります。
デメリットの知識を身に付け、安心して利用しましょう。
- シートを汚さない準備が必要
- 事前登録がないと利用できない
- すぐに来ないときもある
陣痛タクシーを利用する場合でも、シートを汚さないよう防水シートやタオルを自分で用意しておくと安心です。
多くの陣痛タクシーではタオルや防水シートの用意をしてくれていますが、タクシー会社によっては用意がありません。
希望した陣痛タクシーの車両が手配できないと、用意がない陣痛タクシーを利用せざるをえないケースもあるでしょう。
自分でシートを汚さない用意をしておけば、どのタクシー会社を利用することになっても安心して乗車できます。
陣痛タクシー利用時には、事前登録が必要です。多くのタクシー会社は即日では登録できず、数日期間が必要です。
出産予定日ぎりぎりだと登録が間に合わない可能性があるので、なるべく余裕を持って登録しておけば、急な陣痛が起きても安心です。
陣痛タクシーは優先的に車両が手配されるケースが多いですが、すぐに来ない可能性も考えておきましょう。
近くを走る車両がなく空車のタクシーも見つからなければ、車両が到着するまでの時間は長くなります。
事前に複数の陣痛タクシーや住んでいるエリアに対応しているタクシー会社を調べておくと、すぐにタクシーが見つからないときの選択肢を増やせます。
商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。
出産予定日が近づいたら、京都でおすすめの陣痛タクシーを調べておきましょう。
陣痛タクシーは、破水に備えた対策や助産師の講習を受けた乗務員がきてくれるのが特徴です。
24時間対応しており、急な陣痛でも安心して利用できます。
また、陣痛以外の体調不良ならGOの利用がおすすめです。
状況に合わせて使い分け、タクシーを利用しましょう。