ルフトハンザドイツ航空では、2023年末に日本発着便のすべてのクラスで、日本食の機内食を再導入。それに続き、同じルフトハンザグループのスイス インターナショナル エアラインズでも、日本発着便のビジネスクラスで日本食の機内食を提供開始した。
機内食を通して日本の文化を尊重することで、日本との長年の絆をより強めていくという。
日本とのつながりをより強めるルフトハンザ
ルフトハンザ グループの航空会社は、60年近くにわたって日本とヨーロッパを結んできた。幾度も周年を迎えてきたが、今年は日本の関西地域とドイツとを結ぶ路線の就航から55周年、万博もあり、夏にはミュンヘンと関西を結ぶ路線が増便する予定とのことで、ますます日独間は近くなりそうだ。
機内で楽しめるのは伝統的な和食
ルフトハンザドイツ航空で日本路線を利用した場合、ハブ空港(フランクフルトおよびミュンヘン)発着のフライトで、寿司・すき焼き・そばなどの伝統的な和食を楽しめる。これらは日本国内のシェフが伝統的なレシピに基づき腕を振るったメニューで、搭乗クラスを問わず選ぶことができる。
例えば、東京発フランクフルト行きのLH717便に搭乗した場合、ビジネスクラスであれば日本の伝統的な会席仕立ての料理が楽しめる。小鉢など前菜から、ほっとするような汁物や香の物までメニューに含まれているとのこと。
ちなみにファーストクラスとビジネスクラスでは、新鮮な食材を使った料理が高級な陶器で提供されるため、機内でありながらまるで料亭を訪れたかのような体験ができる。
プレミアムエコノミーとエコノミークラスでも機内で和食の機内食を選択できる。ルフトハンザの東京・関西発着便であれば事前予約なしで和食が選べるようになっているとのこと。
スイス インターナショナル エアラインズでも日本食開始
さらに、ルフトハンザグループのスイス インターナショナル エアラインズでも、2024年1月から東京発着便における一食目の機内食で和食の提供を開始した。こちらは各便数量限定となっており、24時間前までの事前予約が必要となるので注意してほしい。
コロナ禍を経て、需要が戻りつつある海外旅行。少しずつまた距離が近づいてきたヨーロッパに行くときも、機内で日本食が食べられるとなれば、安心のひと時を過ごせそうだ。
(Mayu)