昼までの釣友は15匹

彼が上流の瀬で群れアユを攻略し始めた。私は、押しの強い流れにちょいオモリをつけて引き上げては、引き下げ。やる気ある良型のアユを狙うが、彼の釣果にはかなわない。

彼は、わざわざ駆けつけてくれたにもかかわらず、15匹ほど釣ってお昼前に後ろ髪を引かれる思いで納竿。私は、彼を見送ってから、上流部のサオ釣り専用区へと移動してみることにした。

鮎トモ釣りで満足釣果 今後は良型の天然遡上モノに期待【兵庫・湯舟川】
(画像=釣友と掛かりアユ(提供:TSURINEWSライター森雨魚)、『TSURINEWS』より引用)

上流の専用区へ移動

上流部のサオ釣り専用区では、上流に4人、下流に2人の釣り人が陣取り、割って入る余地はない。仕方なく釣り人が移動するまで待ち、ようやく最下流部の瀬のポイントが空いたところで、上流の釣り人に一声かけてサオを出させて頂いた。

釣り荒れたこのフィールドでどう攻略するか迷いつつ、試行錯誤しながら、「このポイントは、やってないだろう?」と思われるサオ抜けポイントに絞り込み、ちょいオモリをつけて対岸の強い流れ込みにズーム機能をフルに使ってオトリをねじ込むと、やる気アユが飛びついてきた。とにかく1匹確保。22cmサイズ型もよくと、ほっと一息。