12月3日に開催された『ゴールドジムJAPAN CUP』(以下、ジャパンカップ)の会場でサインを求められるお宮の松さん(49)の姿があった。マッスルゲート静岡でメンズタンクトップ168cm以下級で2位に輝き、本大会にエントリーしたお宮の松さん。ジャパンカップのメンズタンクトップは身長別ではなく、オーバーオール(無差別級)で全国のTOP3の選手だけで争われる戦いだ。

奥さんが6人目出産の中、育児をしながら2カ月で15kg減量したお宮の松。全国大会ジャパンカップで語ったこと
(画像=『FITNESS LOVE』より 引用)

結果は予選敗退となったが、お宮の松さんが大会への出場を決めて、減量を始めたのは今年10月。約1カ月で10kgの減量に成功し、マッスルゲート静岡で銀メダル。そこからさらに約1カ月で5kg落として、体重65kgでジャパンカップに挑んだ。
「おにぎりを1日2個と決めて、3時間置きにちょっとずつ鶏むね肉と一緒に食べるようにしました。そんな食事を1日に8食食べてたので、総カロリーは少なくてもお腹が空かないから続けられました」

お宮の松さんは11月に6人目が産まれたばかりで、家事・育児・仕事をしながらのトレーニングと減量だった。
「トレーニングは子どもを肩車してスクワットしていました。あと、赤ちゃんが夜泣きで起きるので、授乳のときに自分の食事も取るようにしていたので、こまめな栄養摂取ができました」

ウエイトトレーニング専門雑誌『月刊アイアンマン』の企画で、7月から始まったボディコンテストへの挑戦だったが、奥さんが妊娠していたのもあり、最初は無理だと言っていたお宮の松さん。過去にボディビルにも出場しており、そういった経験から「コンテストに出場するからには絞らないと失礼だ」と、多忙の中でもトレーニングと減量に力を入れた分、悔しさもあったようだ。
「59.5kgがベスト体重だったので、そこまで絞りたかったのと、自宅トレーニングだけだと、重量にも限界があって筋量が思うように増えていかなかったのが、今回の反省です」

今後もボディコンテストへの挑戦は続くということで、ジャパンカップでのリベンジに期待したい。