雲鶴堂は9月14日~10月30日の期間、キューブ型薪ストーブ「MAKIng STOVE2 -cube-」の先行予約販売を、クラウドファンディングサイトの「Makuake」にて実施する。「Makuake」での価格は3万7125円(基本セット・ウォータータンクなし。先着50名)から。
炎のゆらぎを楽しみながら調理もできる
「MAKIng STOVE2 -cube-」は、同社が薪ストーブプロジェクト第1弾として開発した中型サイズの「MAKIng STOVE」に続く第2弾として開発した。「MAKIng STOVE」が「少人数用の携帯性を上げた調理器具」だったのに対して、「MAKIng STOVE2 -cube-」は「複数人が同時に暖を取りたい」「できるだけ簡単で便利に料理がしたい」といったニーズに応えるべく開発され、「TOKYO OUTDOOR SHOW 2024」では先行展示が行われている。
「MAKIng STOVE2 -cube-」では、ガラス面の大きさを「MAKIng STOVE」と比較して2倍にすることで、のんびりと炎のゆらぎを眺められる。さらに、ガラス面から炎の動きがキレイに見えるよう、本体上部から給気する構造を採用した。給気口を側面と本体裏に計5カ所、本体底面にも2カ所設けることによって、大量の新鮮な空気で燃焼を促進させるとともに、それぞれが対流を促すよう配置されているため、炎が躍動的に見える。また、調節用のダンパーをそれぞれ3カ所備えているので、好みの火力や炎の形を楽しめる。
天板は幅30×奥行き21cmの広々サイズで、メスティンを2個並べても余裕があり、白米を炊きつつメインディッシュの調理ができる。煙突台座のネジには、「MAKIng STOVE」専用の「グリルプレート」も取り付け可能で、ソーセージや焼きトウモロコシ、アルミホイルでのピザトーストの調理、チーズフォンデュなどのパーティー料理を作れる。
さらに、サイドテーブルが新たに設けられ、料理中の仮置きや作った料理の保温など、さまざまな用途に使える作業スペースが増えた。サイドテーブルは格子状と穴開き板状の2種類が付属し、格子状のサイドテーブルはフック付きカトラリーを吊り下げられるようになっており、穴開き板状のサイドテーブルには滑落予防の穴が開けられているので、マグカップなどを安定して置ける。
なお、サイドテーブルは本体側面に差し込むだけで使用でき、収納時は炉内に入れておける。
さらに、サイドテーブルの下にはオプションのウォータータンクを取り付けられる。本体側面の専用ネジに引っ掛けるだけで装着が可能で、薪ストーブの熱を利用してお湯を沸かしたり、調理器具そのものとしても使える。
ウォータータンクは、約1800mLの水を一度に沸かせるようになっており、水垢の付きにくい真鍮製でコック式の蛇口を備えているので、軍手を装着したままでも簡単に操作できる。
本体側面には取っ手を備えているので、簡単に持ち運びが可能で、撤収作業時も手を汚すことなく運べる。取っ手は、収納時には折りたためるので邪魔にならず、薪ストーブ本体だけでなくキャンプギアも収納できる専用バッグが付属している。
あわせて、「MAKIng STOVE」と同様に灰トレイ式のため、連泊で灰が溜まっても灰トレイだけをテントから持ち出して処理可能で、炉内の底部には立体ロストルを採用し、三角形状のロストルで灰が自然に下の灰トレイに落ちてくれるようになっている。また、立体になったことで強度が上がるとともに変形しにくく、ロストルの間隔も大きくした。間隔が大きくなったことによって、下から空気が入りやすくなるので燃焼効率がさらに高まっている。
そのほか、本体に合わせてサイズを調整した灰かき棒が付属しているため、炉内の端に溜まった灰をスムーズに掻き出せるようになっており、フック式ヘッドも備えているので薪の調整だけでなくペグ抜きにも使える。さらに、煙突の固定用金具を一新したことでロープが引っ掛けやすく、高い位置でも固定しやくなった。それに合わせて煙突も微調整し、煤が溜まりにくい逆さ煙突に変更されている。
基本セットには「MAKIng STOVE2 -cube-」本体とともに、ウォータータンクとお掃除ツールセット(煙突ブラシ×2本、焦げ落としブラシ×2個)が付属する。また、フルセットには「MAKIng STOVE2 -cube-」本体とともに、ウォータータンク、お掃除ツールセット(煙突ブラシ×2本、焦げ落としブラシ×2個)、煙突ガード、グリルプレート、火ばさみ「HIKAMI」が付属している。
提供元・BCN+R
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