職場での自分と、普段の自分は同じだろうか? ネット上では、職場で「もっと素を出して」「何を考えているのかわからない」と言われて戸惑うという声があがっていた。今回は、職場で素を出すにはどうすればよいのか、そもそも素を出す必要はあるのかについてまとめていこう。

無理をしないコミュニケーション術

 そもそも「素って本当に出すべきなの?」「素を出すってどうすればいいの?」と疑問に思う人も多いはず。一方ネット上では、「素っていう言い方だと難しいけど、単純に思ったこととか考えを素直に出せばいい」「自分の意見をしっかり話すことが、仕事で自分を出すことだと思う」との声が寄せられている。

 また「シンプルに何もまとわずに会話する方が楽だし、相手の反応も良くなるよ」という意見もみられた。確かに無理にキャラを作って「こう振る舞うべき!」と意識しすぎると、かえってぎこちなくなってしまうことも。その結果、会話が不自然になり、相手も「何を考えているんだろう?」と感じている可能性がある。

 中には「『素を出して』と言われる人は、反応が薄いとか、真顔が多いんだと思う」「相手の話に普通に反応するとか、ちゃんと理解しようとして質問・会話するとか、そういうことが求められてるんじゃないかな」といったアドバイスも。もしかすると、単純に表情の変化が少ないために、相手が話したことへの反応が弱いと思われているのではないか。

 素を出す=プライベートの自分と同じと捉えるのではなく、無理にキャラを作らず、しっかりと相手の話を聞いて、自分の考えを正直に伝えればいいのかもしれない。まずは少し肩の力を抜いて、相手の話に興味を持つことから始めてみてはいかがだろうか?(フリーライター・井原亘)

■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている

提供元・BCN+R

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