ただしこの日は車の定期点検のため午後1時から3時過ぎまで釣りができない。そこで、午前と午後の2回に分けて釣行時間を確保することにした。
午前中に17匹
まず午前中、紀ノ川左岸、北島橋上流側の河原に降り午前10時から約2時間、ミャク釣り。大阪方面から来ていたようであるが、子供のアングラーが十数名程、ハゼ釣りを楽しんでいる。暑さも和らぎ、1匹釣れるごとに歓声をあげている。私も少し離れてミャク釣りを開始、この日は並継ヘラ竿の4.2mを使用、午前中で17匹の釣果、型は12cm前後のものが多く、いよいよ本格シーズン到来である。
紀ノ川右岸でも17匹
その後車の定期点検に行き、昼食を済ませて午後の部を再開したのが3時半過ぎ、今度は対岸に渡り、9月8日に釣行した右岸の市民スポーツ広場前で釣り始める。タックルは午前中と同じである。ハゼはやはり型が良くなっていて、特に捨て石周りや土管の出ている周辺を探ると、12~13cmが揃った。まだ、水温が高いのであろう。
終了前には20cm近いメッキがヘラ竿を絞り込んだ。捨て石の周りをかなり走り回り、へら竿でのやりとりはなかなかスリリングで楽しめる。午後の部も約2時間でハゼ17匹であった。
12~13cmが中心
この日は午前、午後のスポット釣行の合計でハゼ14cmまでを34匹。12~13cmのものが多く、いよいよ佳境に入ってきたといえる。
今後の見通し
紀ノ川のハゼは11月中旬までは、ミャク釣りで届く範囲にたくさんいるので、シーズンは長い、後半になるほど、型が平均良くなってくるのが嬉しい。ピンギスがゲストで来ることも多く、延べ竿でハゼとのアタリの違いを感じ取りながら釣るのも面白い。
いいときだと二桁混じることもある。河口から3km近くも上ったポイントで、延べ竿でキスを楽しむというチャンスもなかなかできないのではないだろうか。特に、ヘラ竿などの柔らかめの竿で釣ると楽しめる。