スマホがシニア層にも普及したいま、自宅の固定電話が不要になって解約したという人もいるでしょう。では、その使わなくなった電話機は「燃えないごみ」として普通に捨てて良いのでしょうか?

固定電話を捨てる機会が頻繁にある方はそう多くはないでしょう。意外と「固定電話の処分方法」を知らない方も多いのではないでしょうか。今回は不要になった電話機の処分方法について解説します。

固定電話は「燃えないごみ」で捨てて良いのか?

意外と知らない「不要になった電話機(固定電話)」は燃えないごみで捨てて良いのか?
(画像=『オトナライフ』より 引用)

固定電話を処分する際、多くの自治体では基本的に「燃えないごみ」として分類しています。しかし、その大きさによって処分方法が変わることがあるため、注意が必要です。固定電話の大きさに応じた処分方法を以下に説明します。

【最大の辺が30cm以内の場合】不燃ごみ
一般的な固定電話機、基本的に最大の辺が30cm以内に収まります。この場合、ほとんどの自治体で「燃えないごみ(不燃ごみ)」として処分することができます。処分する際は、自治体指定の「燃えないごみ」用の袋に入れ、決められた収集日に出すようにしましょう。ただし、自治体によっては回収方法や分別方法が異なる場合があるため、事前に確認することをおすすめします。

【最大の辺が30cm以上の場合】粗大ごみ
FAX機能付きの大型電話機など、最大の辺が30cm以上ある場合は、多くの自治体で「粗大ごみ」として分類されます。粗大ごみとして処分する場合、通常の燃えないごみの日には回収されないため、別途申し込みが必要になることがあります。自治体によっては有料での回収となる場合もあるため、事前に自治体のウェブサイトや窓口で確認しておきましょう。

「使用済み小型家電の回収」を利用すれば無料回収してもらえる

最大の辺が30cm以上の場合、粗大ごみとなるため回収費用が有料になる場合があります。粗大ごみシールの購入が必要になるなど、処分に費用も手間もかかりがちです。こうした場合「使用済み小型家電の回収」を利用することで、粗大ごみの処分の費用を節約できる可能性があります。

固定電話は「小型家電リサイクル法」の対象品目28分類に含まれています。多くの自治体や家電量販店では、使用済み小型家電の回収ボックスを設置しており、これを利用すれば無料で処分することができます。

意外と知らない「不要になった電話機(固定電話)」は燃えないごみで捨てて良いのか?
(画像=『オトナライフ』より 引用)

ただし、具体的にどの品目に小型家電リサイクル法を適用させるかは自治体の判断によるため、これについても事前に自治体のウェブサイトで調べておくことをおすすめします。

リサイクルショップなどで買い取ってもらうのも手
まだ使用可能な状態の固定電話であれば、リサイクルショップなどで買い取ってもらうのも一つの手。また、メルカリなどのフリマアプリやYahoo!オークションなどのオークションサイトに出品すれば自分で値段をつけることができます。

電話機を処分する前にあらかじめ確認すべきこと

電話機を処分する前に確認すべきことをご紹介します。

固定電話は解約済みか
固定電話を処分する前に、電話回線の解約手続きが完了していることを確認しましょう。解約手続きが済んでいないと、電話料金が発生し続けてしまう可能性があります。

本体に登録している個人情報などは削除済みか
固定電話の本体には、電話帳などの個人情報が登録されている場合があります。処分する前に、これらの情報を必ず削除しましょう。操作方法は機種によって異なるので、取扱説明書を参照するか、メーカーのサポートセンターに問い合わせましょう。

(※子機の場合)内蔵電池などは取り外してあるか
子機を処分する際は、内蔵電池を取り外しておく必要があります。電池を取り外さずに処分すると、発火や漏液のリスクがあります。取り外した電池は、自治体の指定する方法で処分しましょう。電池の取り外し方は機種によって異なるため、取扱説明書を参照するか、メーカーのサポートセンターに問い合わせてください。

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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