ASEAN各国、アジア版NATOへの根強い警戒…中国との関係考慮「受け入れるのは難しいだろう」RQyO0wZO#政治
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) October 11, 2024
米国の知日派の代表格であるジョセフ・ナイ氏は「アジア版NATO」が「実現不可能」だと断定しています。
アジア版NATO「実現不可能」 知日派重鎮ナイ教授 「中国の挑戦なくならず」 UaZYNbZcXM
ナイ氏は、アジア版NATOについて「理念としてはいいかもしれないが、インドが参加することはない」と明言。地域の重要な国々が受け入れると思えない政策で、実現は困難だとした。
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 13, 2024
石破首相は「アジア版NATO」が対中抑止に役立つと最近では主張していますが、以前は中国を含めた同盟の枠組みであるという認識を示していました。
同氏の今回の論考では「中国を西側同盟国が抑止する」という集団防衛の機能として位置付けられているが、他の著作では、「私の考えているアジア版NATOは」…「『ぜひ中国も参加してください』というべき性質」(石破茂『異論正論』新潮新書、2022)とされており、概念は一見混乱しているようにみえる。
— 神保 謙 (Ken JIMBO) (@kenj0126) September 28, 2024
石破首相は「アジア版NATO」が「集団安全保障」の一種であるとしていますが、この概念は仮想敵を前提にしていません。石破氏の構想は脅威に対抗するために抑止体制であり、その仕組みを表す用語は「集団防衛」です。この石破氏の政治用語の誤用に対して、国際政治学者の皆様から指摘が入っています。
集団安全保障と集団防衛の混用は多く、政治用語としての集団安全保障がより広義なのは細谷さんご指摘の通り。石破氏の議論の不明な点はむしろ集団的自衛権との関係。集団防衛を集団安全保障と言い換えるなら、その中核は引き続き集団的自衛権の問題。実際、石破提案は多国間同盟のようですので。 OYLpG17Xxz
— Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 (@MichitoTsuruoka) September 29, 2024