■ジョージ・マッケンジー卿の黒い墓
スコットランドの首都エディンバラに、ポルターガイスト現象が起こると世界的に有名な墓地がある。1691年に死亡したジョージ・マッケンジー卿が眠る巨大な墓では、450人近くの訪問者が目に見える火傷や打撲などの奇妙な跡が体に現れ、また100人以上が墓の前で突然気絶するという奇異な症状にも見舞われたといい、原因はいまだに解明されていない。英国の超常現象ドキュメンタリー番組「Most Haunted」に出演するリチャード・フェリックスも、「最も説得力のある超常現象の事例の1つ」と語っているほど。ちなみにマッケンジー卿は17世紀に、長老支持に対し非人道的な拷問や斬首を行い、多くの命を奪ったとして“血のマッケンジー卿”とも呼ばれていた。