「政治とカネの問題」に関心が集まるなか、調査報道の支援などを行うスローニュース株式会社は、10月8日、「選挙運動費用データベース」公開を発表しました。

当該データベースは、全国から集約した選挙運動費用収支報告書が検索・閲覧できるWebサイトだといいます。

従来必要だった情報公開請求などの手続きをせずとも、報道機関従事者、ジャーナリスト、研究者であればオンラインで情報を閲覧することが可能だそうです。

若年層の投票率が低い理由とは?

若者の声が政治に反映されないのはなぜ? 若年層の投票率が低いのは、20代の国会議員がいないから?

2016年に改正公職選挙法が施行され、選挙権年齢が満18歳に引き下げられた一方で、依然として若年層の投票率の低さが問題となっています。

2000年以降、日本の‟最年少リーダー”は2006年に52歳で就任した安倍元首相。かならずしも、同世代の議員だけが若い世代に寄り添った政治をおこなってくれるとは限らないでしょう。しかし、この現状は、若年層が政治に関心を失っていく一因かもしれません。

そこで、本記事では、あまり馴染みのない「被選挙権」、若年層の投票率などを調査し、世間がどのように考えているのかについてまとめました。

被選挙権を引き下げるべきと考える人はどれだけいるのでしょうか。改めて、国の政治に参加する権利について考えるきっかけになりそうな記事です。

政治ジャーナリストが政治ニュースの見方を解説

政治のニュースってどう見たらよいの? 政治ジャーナリスト・宮原健太にイチから聞いた【Part2】

政治のことを知ろうと思ってニュースを見たり読んだりしても、「政治、よく分からないな……」と理解を諦めてしまう人も多いのではないでしょうか。

フリーランスの政治ジャーナリスト、そして“記者Vtuber”ブンヤ新太としても活動している宮原健太さんは、「『今がどういう時期なのか』をちゃんと把握しないと、トンチンカンになっちゃうんですよね」と語ります。