オフロード性能を強化したジープ・ラングラー・ルビコンにショートホイールベースの2ドアモデルを限定車として設定。販売台数は100台。外装色には人気カラーのブラックC/Cを採用
Stellantisジャパンは2024年10月3日、本格オフローダーのジープ・ラングラー・ルビコンに2ドアモデルをラインアップし、同日より発売した。車両価格は849万円の設定で、販売台数は100台の限定だ。
今回の限定車は、最強のハードコアモデルであるラングラー「ルビコン」シリーズの2ドアモデルというキャラクターを有する。パワートレインには1995cc直列4気筒DOHCターボエンジン(最高出力272ps/5250rpm、最大トルク400Nm/3000rpm)+電子制御8速ATを搭載し、機構面では卓越した駆動力を生み出すロックトラックフルタイム4×4システム、悪路でフロントアクスルの動きを任意に拡大することができる電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステム、ヒルディセントコントロール/ヒルアセントコントロールで構成するセレクスピードコントロールを採用。また、車体や機関部品を保護するロックレールやトランスミッション/トランスファーケース/フューエルタンク用スキッドプレート、OFF-ROADプラスモード、OFF-ROADページ(Uconnect)、ルビコン専用17インチアルミホイール+LT255/75R17マッド&テレインタイヤなどを装備する。2460mmのショートホイールベースや4ドアモデル比で550mm短いボディ長、5.3mの最小回転半径などと相まって、オフロード走行での優れたフットワークと取り回し、そしてトラクション性能を具現化している。
外装に関しては、ニュートラルグレーメタリックグリルサラウンドを配したブラックフロントグリルやフリーダムトップ3ピースモジュラーハードトップ(ブラック)、LEDヘッドライト(オートレベリング機能)、フロントLEDフォグランプ、LEDテールランプなどを標準で採用。ボディカラーは通常モデルで人気のブラックC/Cを採用した。
インテリアの装備面は4ドア仕様のルビコンに準じており、ヒーテッドステアリングホイール(テクノレザーステアリングホイール)やフルカラー7インチマルチビューディスプレイ、12.3インチタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションシステム(Uconnect)、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカー(9基)などの上級アイテムを標準で設定。シートにはナッパレザー表皮を採用したうえで、前席に“RUBICON”の刺繍を入れる。フロントシートヒーターやMopar製ハードトップヘッドライナー、12V/115Vアクセサリー電源アウトレット、キーレスEnter'N Goなども標準で組み込んだ。
先進安全装備も充実しており、アダプティブクルーズコントロール(STOP機能付)のほか、ParkSenseフロント・リアパークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラ、前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)、デュアルエアバッグ(運転席・助手席)/サイドエアバッグ(運転席・助手席)/サイドカーテンエアバッグ(フロント/リア)などを標準で採用している。
提供元・CAR and DRIVER
【関連記事】
・「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
・最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
・コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
・2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
・Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ