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— Premium (@premium) October 9, 2024

この投稿では、より詳細に収益の算定の考え方が述べられています。

広告の表示回数ではなく、コンテンツの質で決まる事。プレミアムユーザーからの本物の返信、いいね、ブックマーク、コンテンツの視聴時間などのインタラクションを分析して視聴者のエンゲージメントを評価するとしています。

特定のエンゲージメントは他のエンゲージメントよりも価値が出るように設定されるようで、プレミアムプラスのユーザーからのエンゲージメントは高い評価となるようです。

また、投稿の閲覧者が誰をフォローしているか、誰が自分をフォローしているかなど、視聴者の特性も考慮するようです。

そして、システムがスパム行為を検出した場合にペナルティを科すというスパム防止機能も用意するとしています。返信欄で元投稿とは無関係なコンテンツを投下するような行為もスパム判定となるような記述も見られます。

偽・誤情報アカウントやインプレゾンビ・コピペ転載パクツイはどうなるのか

さて、偽・誤情報アカウントによる煽動的な投稿や返信欄のインプレゾンビはどうなるでしょうか?Xが収益化を発表した際、インプレッションで収益が決まることから「偽情報が増える/増えた」と評する者も出てきていましたが、今般の変更によってインプレッション稼ぎ目的での偽・誤情報は一定程度減ると思われます。

変更後の機能の中には、総務省の情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会で提案された「送信された情報の内容そのものの真偽に着目するのではなく、情報流通の態様に着目したコンテンツモデレーションの実施の在り方」と通底するものが含まれていると感じます。

他者のコピペ転載パクツイ投稿、過去の情報の焼き直し投稿などがどうなるのか、変化に注目すべきだろうと思われます。