共産党は10日、次回衆院選に向けた小選挙区の公認候補として216名を発表しました。内訳は、前職が3名、元職が2名、新人が211名となっています。2021年の前回衆院選とは異なり、今回は野党間での選挙区調整を行わないため、140を超える選挙区で立憲民主党と競合することになります。

共産党の田村智子委員長は10日、野田代表が安保関連法を肯定的に捉えた発言をしたことで「共闘の原点が損なわれた」と述べ、野党共闘が難しいという認識を示しました。

会見する田村智子委員長 共産党HPより

供託金だけですごい額になります。

結果的に立民へ刺客を送ることになってしまいました。

立憲共産党として臨まないと当選が覚束ない選挙区も少なくないようです。野田代表は「穏健な保守層」を取り込み、現実的な安保政策をアピールしようとしていますが、党内には共産党との協力を支持する議員も多く、選挙後の対立が懸念されています。