涼しくなり洗車に最適な季節の秋がやってきました。しかし、秋は落ち葉や樹液による汚れが増え、朝晩の露や霜が車体にダメージを与えるリスクが高まります。さらに、夏の紫外線や海水によるダメージが蓄積した愛車には、しっかりとしたケアが必要です。今回は、秋の洗車が大切な理由とおすすめアイテムをご紹介します!

秋特有の汚れへの対策

厳しい暑さも終わりを迎え、洗車作業が快適に行える秋がやってきました。秋は洗車に適した季節ですが、季節特有の汚れに注意が必要です。
季節特有の汚れとはどのようなものがあるでしょうか?

落ち葉や樹液による塗装ダメージ
落ち葉

秋は落ち葉がよく車の上に落ちてきますよね。落ち葉が車体に積もると、湿気を吸収して塗装表面に張り付き、長時間そのままにしておくと塗膜が傷む原因になります。また、樹液や松脂などが付着すると、塗装表面に強い粘着性の汚れを残します。この汚れは「酸性」であり、時間が経つと塗装にシミを作りやすくなるため、早めの除去が重要です。

朝晩の露や霜
霜

秋が深まると気温差が大きくなり、朝晩に露や霜が発生しやすくなります。露や霜が乾燥すると、塗装面に水シミができることがあります。
特にミネラル分を含む水滴が乾いた場合は、シミが取りにくくなるため、しっかり洗車して拭き取りをすることが大切です。

虫汚れや鳥のフンの影響
鳥フン

夏から秋にかけてのドライブでは虫汚れや鳥のフンが付着することが多く、それらも放置すると塗装を侵食する原因になります。
特に鳥のフンは強い酸性であり、短期間でも塗装に深刻なダメージを与えることがあるため、付着したら早めに除去することが必要です。

夏のダメージをリセットするためのケア

秋は、夏に蓄積されたダメージをリセットする絶好のタイミングです。
夏の強い紫外線で車のボディはダメージを負い、塗装が色褪せやすくなり、光沢が失われることがあります。秋のうちに洗車を行い、塗装面の酸化物などを除去し、保護コーティングを施すことで、光沢を取り戻しつつ今後のダメージも防ぐことが可能です。また、海沿いのドライブや夏のレジャーで海水が飛び散った場合、塩分が車体に付着しているかもしれません。この塩分を放置すると錆の原因となるため、秋の洗車でしっかりと塩分を落とすことが重要です。

秋の洗車のコツ