2013年、米国家安全保障局(NSA)がテロ対策を銘打って大量の個人情報を極秘に収集していたことが暴露された、「スノーデン事件」が起こった。元NSA外部契約社員であり、事件の名の由来にもなったエドワード・スノーデンは元CIAの職員でもあり、彼によってNSAの情報集活動が相次いで暴露されることになった。
世界中に波紋を呼んだ彼は、2019年に自伝『Permanent Record』(邦訳版『スノーデン 独白:消せない記録』)を出版するも、アメリカ司法省によって売り上げの差し押さえを求める民事訴訟まで起こり報道もされた。「訴訟を起こしてくれたおかげで、本書の正当性が証明された」と彼はコメントしたという。
彼の暴露のメインは、NSAが電話やネット上のあらゆる活動を記録・保存できる「大量監視システム」が開発・配備されているというものであった。特にアメリカが日本を監視対象にしているという暴露は反響を呼び、日本の重要機関のおよそ35回線の電話がアメリカによって盗聴されているという。また、彼が横田基地の米軍基地に派遣された際には、「ボタン一つで日本全土の電力を止めるシステム」を埋め込んだと語っているという。この目的は日米同盟に関わっており、もし同盟関係に日本が不要もしくは日本が解消を示した場合はこのボタンが押されるとも付け加えた。
しかし、彼の発言でなにより興味深いのは別のところにもあった。それは、アメリカの機密文書の中に「地下に生息する知的生命体の生存」を示唆するものがあるという点だ。
彼の発言によると、地球上には人類の文明とは別に、もう一つ高度な文明が大昔から、それも地下に存在しているというのである。
極端な高温や低温、強酸性、あるいは高レベルの放射能や低酸素といった極限環境に生息する生物が存在する。これら微生物を含んだ極限環境生物については機密情報に分類されるものも多いと言われており、地下の知的生命体たちも、地球のマントル層で反映する極限環境生物に類される存在であると考えられている。
ある研究によると、マントルはここ数十億年に渡って環境状況が安定していた唯一の地点であり、またスノーデンによれば、こうした安定した地において知的生命体は災害もなく十全な知能発達を遂げることに成功した存在であるのだという。いわば、この暴露は地球空洞説そして噂に囁かれる地下都市のような存在をも立証してしまうほどの火力を持っていたと言えるだろう。
さらには、地底人にとって地上の人類はアリのような存在で眼中にはほぼなく、万一戦争が起こった場合はその高度な技術力によって人類に勝ち目などないということだ。一方で彼は、「エイリアンと地球人との接触」については、「(自分の知る限り)エイリアンが地球に接触した事実はない」「少なくとも米情報機関に接触したことはない」とも語っているという。
近年、UFOやエイリアンとの接触についての情報取り扱いが活気づいてきたことを思うとこの発言は興味深い。それは、UFOやエイリアンの情報開示が、単なる開示ではなくカモフラージュである可能性すらあるということだ。そしてそれは、スノーデンの言うような地下の知的生命体の存在を隠すためのもの、ともとれるのである。
ただし、このスノーデンによる地底人暴露については本人が語ったかどうかについて真偽不明との話もあるため、慎重に扱わなければならないだろう。
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文=ZENMAI(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
提供元・TOCANA
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