毎日のように新記録を樹立し続ける大谷翔平選手。次々と夢を叶えていく姿に、勇気をもらった人も多いのではないでしょうか。

日本航空株式会社(以下、JAL)は、大谷翔平選手と日本中の夢に挑戦する若者たちを応援するための「DREAM MILES PASS」プロジェクトを9月27日から開始しました。

同社は、大谷翔平選手が高校球児からメジャートップ選手になるまでの総移動距離89万2,400km分の移動(2024年8月末現在、同社調べ)を、夢を追うために「移動」が必要な若者たちへ航空券として提供するそうです。

若者の「体験格差」解消へ

近年、若者を取り巻く社会課題として「移動格差」や「体験格差」と呼ばれる問題が指摘されているとのこと。

実際に同社が現中高生・大学生~若手社会人へ実施した調査によると、約4人に1人が「移動を理由に夢を諦めたことがある」と答えたといいます。

こうした「移動格差」「体験格差」をはじめとする社会課題を解消し、大谷選手のように夢に挑戦する若者たちの「移動」と「体験機会」を増やすきっかけをサポートするべく、今回のプロジェクト実施に至ったそうです。

大人たちによる若者応援も

JALは、大谷選手が花巻東高校入学から現在に至るまで、地球22周分になるという89万2,440kmもの移動を重ねて夢を叶えてきたことに着目。この大谷選手の総移動距離をベースに、これから夢の実現のため移動が必要な若者たちに、それぞれの出発地から目的地までの航空券を提供します。

JALからの89万2,440kmに加え、日本中の大人たちが「サポーター」として夢を追う若者たちを応援できるよう、JALマイレージバンク会員が自分の持つマイルを寄付すると、1マイル=1円相当として集まったマイル相当額の航空券を追加で提供できるようにし、大人もプロジェクトに参画できる仕組みをつくったといいます。

今回の第1弾を皮切りとして来年にかけても、追加での開催を複数回、予定しているそうです。