スコットランド1部セルティックのストライカーであるFW古橋亨梧が、元J1ヴィッセル神戸のチームメイトであるアンドレス・イニエスタの引退に際し、感動的なメッセージを発信し話題となっている。
神戸で3年間(2018-2021)プレーした古橋は、その間にイニエスタと同じピッチに立つ貴重な経験を得た。古橋はその経験を振り返り、次のような感謝の言葉をSNSに投稿した。
「短いようで長く、濃密で特別な時間だった。一緒にプレーし、時間を共有できたことは、自分にとって非常に貴重な体験だった。様々なことを経験し、成長できた大切な日々だ」
「これらのことは決して忘れないし、忘れることはない。本当に感謝している。ありがとう」
イニエスタは、シャビ・エルナンデス(2019年引退)やセルヒオ・ブスケツ(インテル・マイアミ)とともにスペイン代表の黄金期を築いた。2018年にバルセロナを退団し、日本の神戸に加入。神戸を2023年に退団した後は、UAE1部のエミレーツ・クラブで奮闘し、2024年10月8日、40歳で22年にわたるプロキャリアに幕を下ろした。
その技術と経験を基に日本でもリーダーシップを発揮し、Jリーグ全体に多大な影響を与えてくれた。古橋はそんなイニエスタの下でプレーし、彼から多くを学んだ選手の一人だ。
イニエスタの引退は、サッカー界にとって一つの時代の終わりを意味する。しかし、彼と共に戦った選手たちにとって、その教えや影響は今後も長く残り続けていくだろう。