ペットを家族に迎えるときに保健所などで保護された犬猫の里親となることを選ぶ人が増えています。
保護犬・保護猫の譲渡を後押しする新しい取り組みとして、イオンペット株式会社は9月30日、自社のWebサイトに、協力している自治体の保護犬猫情報を掲載しています。
自治体の保護犬猫情報のプラットフォームに
同社が運営する保護動物の譲渡活動などを発信するWebサイト「ライフハウス」内に、「自治体との取り組み」のページを新設。協力自治体の保護犬猫の情報にアクセスできます。
開設時点では、東京都動物愛護相談センターや千葉市動物保護指導センター、越谷市保健所(埼玉県)など、8つの機関が提供する情報を掲載。
同社と連携している自治体の保護犬猫情報のプラットフォームの役割を担うことで、新たな家族との出会いを後押しするとしています。
保護犬猫の譲渡には依然課題も
動物愛護の観点などから、保護犬猫への関心が高まっている昨今。動物愛護センターや保健所に保護される犬や猫の数は減り、結果的に殺処分される動物たちも減少傾向を示しているそうです。
一方、保護犬猫と出会う機会の少なさや、人に慣れていないことや年齢が高いことで、長く施設にとどまる犬猫が依然として多いなどの課題があるといいます。
譲渡施設の運営や、犬猫とのふれあい教室、店舗のドッグランでの譲渡会などで、保護犬猫の新しい家族探しを応援してという同社。
今後も、動物と人間の幸せな共生社会の実現を目指すとしています。
<参照>
イオンペットのコーポレートサイト内に、地域の自治体に収容されている保護犬猫の紹介サイトを新たに開設
ライフハウス「自治体との取り組み」