ピッタリ19時からアジングをスタート。3回ほどフグにかじられたが、1尾アジを釣り上げて、「計画通り」とほくそ笑む。私がこの日の豆々アジングのために考えてきたのは、次のようなプランだった。
・徹頭徹尾、極小リグ。ワームは5種用意。
・足場は少し高いところに取って、釣れた魚は確実に小さなタモですくう。
・ブロックの陰に隠れて、常夜灯の光に自分の影を落とさない。
・手前はフグになるので、なるべく沖に投げて、足元はパパッと切って回収。
先日の釣りからのフィードバックだ。本当ならばロッドは短いものを使いたかったのだが、消波ブロックの高いポジションから投げることを考えて、抜き上げを安全にするためにも、あえて長めにした。
10cmちょい豆々アジ(提供:TSURINEWSライター井上海生)
どうもふわ釣りでは魚が付きにくい。巻きもちょこちょこと織り交ぜて、6尾まで釣果を伸ばした。
弱々しい引きも吸収してキャッチ(提供:TSURINEWSライター井上海生)
しかし、毎年思うのだが、ここまで小さなサイズは深追いするものではない。そして、もっとペナンペナンのトラウトロッドのほうが釣りやすいのではないかと思う。しかしトラウトロッドは1gアンダーのジグヘッドが投げにくいらしいので、やはり今の釣りでは高弾性ソリッドのアジングロッドから、なるべく軟らかいものを選ぶしかないのだろう。
少しずつ涼しい夜に
この日はカサゴと雑魚を合わせて、ジャスト10尾の釣果となった。足元についたカサゴのためにもいくつか策を練ってきていたので、キワの釣りができなかったことは悔しいが、こればかりは海の条件なので仕方がない。
それにしても前日の長い雨で、スッと一段階暑さが引いたようで、この日は涼しかった。朝マヅメや夜釣りを考えると、そろそろ薄い上っ張りが必要となる季節かもしれない。秋の気配。いろいろな釣り物が今後上向いてきそうだ。