オリンピック・マルセイユ（フランス1部）が、ユベントス（イタリア1部）に所属するフランス代表MFポール・ポグバ（31）の獲得に興味を持っているようだ。
フランス代表として91キャップ11ゴールを記録し、2018年のロシアワールドカップ（W杯）では母国の20年ぶり優勝に貢献したポグバ。2016年夏には当時の移籍金史上最高額で下部組織時代を過ごしたマンチェスター・ユナイテッド（イングランド1部）に加入すると、2022年夏にユベントスへ復帰した。
そんなポグバは昨季開幕戦の開幕節のウディネーゼ（イタリア1部）戦後に実施したドーピング検査で筋肉量の発達に関与する非内因性起源のテストストロン代謝物が確認され、陽性反応が検出された。4年間の出場停止処分が下されていた同選手だが、処分が軽減され来年3月から公式戦出場可能となっている。
フランス『Foot01』によれば、ポグバはユベントスと契約解除をする見込みでフリートランスファーになる予定だという。メジャーリーグサッカー（MLS）からの関心も浮上しているなかで、マルセイユが同選手の獲得に興味を持っており、事前交渉を行なっているようだ。
ただ、マルセイユがユベントスで年俸800万ユーロを受け取る予定だったポグバの高年俸を用意できるかが問題になりうるとのこと。今夏にフランス代表MFアドリアン・ラビオやデンマーク代表MFピエール＝エミール・ホイビュアを迎えるなど中盤強化を敢行したマルセイユだが、巻き返し目指すポグバと契約を結ぶことはあるのだろうか。
