少ないファンドを少数のファンドマネージャーで運用するブティック型の運用会社では、スケールメリットを追求することができず、ビジネスとして成り立たないのではないかという疑問が生まれます。

大手の運用会社のように多数のファンドをそれぞれのファンドマネージャーが担当して、数兆円レベルの残高にあれば別ですが、そこまでの規模に到達するのは極めて困難です。

アクティブファンドのこのような規模の制約は、規模が大きくなればなるほどコストを削減でき、トラッキングエラーが減らせるインデックスファンドとは対照的です。

アクティブ運用はビジネスとして成り立つのか?私のこの根源的な疑問に関して、資産運用業界の専門家の方々のご意見もぜひ聞きたいと思っています。

編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年10月9日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。