■「エアコンも喜んでる!」と絶賛の嵐
こちらのポストは瞬く間に話題となり、投稿からわずか数日で5,000件以上ものリポストを記録するほど。
Xユーザーからは「エアコンも喜んでますわ!」「直射日光を避けられるのは大きい」「我が家もこれ作ろう」「なるほど、その手があったか」など、称賛の声が多数寄せられていた。
果たしてなぜ、こちらのDIY設備がエアコンの性能をグレードアップさせるのだろうか? これには「室外機」の機能が、大きく関係しているのだ。
「室内機」が部屋の空気から熱を取り除き、熱が取り除かれた涼しい空気を室内機が再び部屋に送り込み、これを繰り返すことで、部屋の空気が次第に涼しくなっていくのがエアコンのメカニズム。
そして、室内で取り除かれた熱を運んでいるのが室内機と室外機を結ぶパイプを通る「冷媒」と呼ばれる物質である。取り除かれた熱はこの冷媒に乗せられて運ばれ、室外機より屋外に放出されます。
そのため室外機周辺の外気温が何らかの原因で高くなりすぎる(=外気温と冷媒の温度差が小さくなる)と、冷却効率が低下し、いわゆる「エアコンの効き」が悪くなってしまうのだ。
こちらの対策としては「室外機への直射日光を防ぐ」ことが望ましいが、カバーなどで覆ってしまうと室外機の吹き出し口が塞がれ、放出した熱風が再度吸い込まれる…という、悪循環に陥ってしまう。
そのため直射日光を防ぎつつ、通気性も損なわない今回の設備を見て、エアコン工事ねこさんも大いに感動したのだろう。材料がホームセンターで簡単に手に入る点に加え、わずか数分でセットできるのも嬉しいポイント。