道の駅の特徴
庄原市高野町は広島県最北端にある町で、島根県との県境に位置。山間地域の自然豊かな場所で、花見や登山、キャンプ、紅葉、ウインタースポーツなど四季を通じてアウトドアを楽しめる地域である。
『たかの』は松江自動車道・高野ICのすぐの場所にありアクセスは抜群。広々とした駐車場にはバイク用の駐輪場も完備する。平屋建ての建物には、農産物直売所、カフェレストラン、軽食コーナーが入っている。
高野町は西日本屈指の豪雪地域。敷地内には、豪雪地域の雪を活用した雪室が設置されていて、無料で自由に見学ができる。天然の冷蔵庫でもある雪室の中は気温0℃、湿度100%に保たれ、夏でもひんやりと涼しい。地域の特産品や加工品などが保管・熟成されており、リンゴジュースやジャガイモ、雪室熟成ケーキ、日本酒などが貯蔵されている様子を、ガラス窓越しに見ることができる。
農産物直売所では、リンゴや大根、米など、高野町で育てられた旬の新鮮な農産物や加工品などを販売。リンゴのシーズンには特産の高野リンゴが店頭に数多く並び、ジュースやジャムなどの加工品や、直売所内の工房で製造されるアップルパイやフィナンシェなどの焼き菓などのリンゴ商品も豊富だ。
「たかのキッチン」では、ソバや地元米のおにぎり、ジェラートなどを販売。高野町の旬のフルーツ使った手作りのジェラートは、季節ごとにさまざまなフレーバーを楽しめる。果汁100%の高野リンゴジュースは、酸味と甘みのバランスが抜群でおすすめだ。
カフェレストランでは、地元産の食材を使った料理をバイキング形式で楽しめる。料理はサラダや煮物、パスタなどのご飯もの、スイーツなど種類豊富。天ぷらコーナーでは旬の野菜の天ぷらを揚げたて提供する。
道の駅は中国山地のど真ん中に位置しており、松江自動車道を利用して広島からは中国自動車道・三好東JCT経由で約1時間半、出雲からは約1時間の距離。奥出雲町からは県境越えのR432を通って約30分。R432は山間の交通量の少ない道で快走できる。道の駅は高野IC降りてすぐ。無料区間なのでサービスエリア代わりとして休憩や買い物に利用できる。
施設紹介
道の駅施設には、農産物直売所「わいわい高原市場」、カフェレストラン「そらら」(45席)、高野町産米おにぎりやジェラートなどを販売する「たかのキッチン」が入り、敷地内には雪室が設置されている。