デジタルネイティブと呼ばれる若者たちは、飲み会や資産運用、献血、保険について、どう考えているのでしょうか。1990年代半ばから2010年代序盤に生まれたZ世代に対して行われた調査結果をまとめた記事を4つ紹介します。
資産運用にトライするZ世代は回答者の2割
Z世代3,000人に調査! 資産運用してる? 新NISA導入をきっかけに挑戦する?
株式会社バイアンドホールドが、18~25歳の男女3,000人を対象に資産運用についての意識調査を実施、結果を公開しました。
預貯金以外に資産運用を行っているかをたずねたところ、全体の80%が「行っていない」ようです。そのうちの20%が新しいNISA制度の開始をきっかけに「(資産運用を)始めようと思う」と回答しました。
一方、すでに資産運用に挑戦している若者層は、2024年に改正される新NISA制度にどう対応しようと考えているのでしょうか。
「飲みにケーション」はあまり得意ではない……?
Z世代は飲み会に対してどのような印象を抱いているの? 調査結果の背景に「ソバーキュリアス」あり?【日本インフォメーション株式会社】
マーケティング・リサーチ事業などを展開する日本インフォメーション株式会社は、20歳~26歳の大学生・社会人計1,200人に対してアルコールの意識について調査し、結果を発表(飲酒をめぐる調査のため、10代は対象から除外されています)。
「飲み会の雰囲気が好きだ」という質問に対して、「あてはまる」と答えた人は25.9%。逆に「あてはまらない」と答えた人は36.1%に上り、飲み会の雰囲気が好きな人よりも、好きではない人の方が上回っています。
そもそも、「お酒を飲めるけれど飲まない」という人も多いようですが、その背景にはなにがあるのでしょうか。
献血への関心はある?
若者は献血に関心がない!? 献血者数の減少で将来の供給に支障が出てしまうかも……
日本赤十字社は、さまざまな施策やキャンペーンなどを実施することで、1年を通じて安定的に医療機関へ輸血用血液製剤を届けられるよう献血の推進に努めています。
同社の「令和4年度血液事業年度報」によると、若年層である10代から30代の献血者割合は、全国で10代が4.3%、20代が13.9%、30代が15.0%と、献血者全体の約33%となっています。また、男女別の献血者数についても同資料から、10代から30代でおおよそ男女比6:4とのこと。
この数字は、過去と比較して増えているのか、それとも減っているのか。献血の実態が見えてくる記事です。