保険の契約者貸付制度を使う
契約者貸付制度とは、契約している生命保険の解約返戻金の一定範囲内で、保険会社から貸し付けを受けることができる制度だ。
解約返戻金の7割~8割ほどを上限として貸付を受けることができるが、契約している保険会社や振込先の金融機関によって入金までに数日かかる場合がある。
質屋を使う
質屋では、所持品を担保として預けることで、その価値に応じた金額を審査なしで借りることができる。返済期限までに元金と利息を返済すれば預けた品は返してもらえるが、返済ができなければ販売されてしまうので注意が必要だ。
親族や知人から借りる
親族や友人に頼めば、審査なし、利息なしで借りることも可能だろう。だが、理由次第では断られたり、返済ができなければ信頼関係に亀裂が入ったりしてしまうこともある。借りる場合は、トラブルを避けるためにも借用書の作成がおすすめだ。
自分に合った借り方を選ぼう
審査なしでもお金を借りる方法はあるので、自分に合った借り方を選ぶとよい。ただ、どんな借り方を選んでも返済しなければいけないので、返せる範囲内で計画的に借りよう。
文・阪田順子(ファイナンシャル・プランナー)
保険会社での営業、一般企業の経理職などを経て、2020年にファイナンシャル・プランナーとして独立。資産運用や株式投資の講座を開講。投資を中心にお金にまつわる記事の執筆・監修を行う
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