世界最悪の連続殺人犯の顔

 世界で最も悪名高い連続殺人犯の顔が、ついに明らかになったのかもしれない。ジャック・ザ・リッパー事件を30年近く調査してきた専門家が、最新の顔面復元技術を駆使して、殺人犯の当時の容姿を黒白のCGI画像で再現したのである。

 リッパー研究者のラッセル・エドワーズ氏は、被害者のショールから採取したDNA証拠を用いて、ジャック・ザ・リッパーが実はアーロン・コスミンスキーであったことを「証明」したという。コスミンスキーは、ホワイトチャペル殺人事件の主要容疑者の一人であった。

 エドワーズ氏は、この事件に関する著書で、リッパーを特定しただけでなく、残虐な殺人の動機や、犯人がどのようにして司法の手を逃れたかについても明らかにしたと主張している。